2009年8月16日日曜日

Yの小庭から49

 お盆休みも今日まで。連休の締めくくりにベルリン世界陸上をテレビ観戦して熱い声援をおくっています。
 
 スポーツ飲料とニューモデルのホーガン投げの球、ではなくこれは、我が家で収穫したスイカ。麻紐ネットで優しく揺らして風から守って育てました。今日、収穫して冷蔵庫に。小さいのでスペースはいらないし、すぐに冷えるしこれは良いサイズかもしれませんよ。ナイフをいれたら、期待以上の綺麗な水瓜色。これはいけるかも。


 白いところが薄くて種も黒々と。これぞ水瓜の正しい色のコントラスト。家族3人で均等にわけて、夏の恵みをいただきま〜す。一口がぶり。お〜うまいっ!。きめが細かい滑らかな果肉にたっぷり果汁がのって、甘さも上々。3人で目を見合わせてにんまり。ただ、残念なのがこれっきりなのです。一本の苗から一個の水瓜。貴重品でした。

2009年8月9日日曜日

Yの小庭から48

 今年の夏は日照不足。夏の高気圧は元気がありません。野菜の出来も悪い様で高騰する兆しも。国内自給率が悪いのに、収穫高が減ってしまうのは日本人の食卓に大打撃です。

 我が家の年初の目標は「自産自消」の生活。とは言っても、これがなかなか難しいのです。
これはご存知ゴーヤ。なんだか大きさが違いすぎますね。ちびっ子三兄弟が我が家で育ったゴーヤです。専門家の手によるものに比べたらその貧弱なこと。3本まとめて立ち向かっても完敗です。一緒にゴーヤチャンプルにして賞味しました。香りは採りたてなので我が家の勝ち。味もなかなか。肉うすなので食感はいまいち。でも特別なゴーヤチャンプルでした。

 旧暦のお盆が近いのでちょっとこわ〜いお話。我が家にも怖い顔をしたものが出現。赤い目をむいてツルの陰からこちらを伺っています。
 これな〜んだ。ご存知の方は少ないのでは。これは熟したゴーヤなのです。私も始めた見た時は息をのみました。とても想像のできない姿です。と同時に、南国の植物だったのだと納得。桜ヶ丘園芸さんのご主人にお聞きしたら、食べたら甘いのだそうです。でもちょっと口に出来ないよね。

早く口にしたいのは、こちら。ゴルフボールぐらいの時に一度ご紹介しましたが、こんなにおおきくなりました。と言いたいところですが、ただいま軟式ボールの大きさぐらいでしょうか。小玉スイカよりちいさいプチスイカです。味はどうなんでしょうか。小人数のお宅では冷蔵庫の場所塞ぎとちょっと敬遠される大きさのスイカですが、
この大きさ食べきりサイズでいいかも。どなたか商品開発しませんか?我が家では、大きくしたいのに大きくならなかったスイカでした。

2009年8月2日日曜日

Yの小庭から47

 八月にはいりました。今年の夏は盛り上がりがイマイチ。梅雨明け宣言が出された東京地方でも、未だにお天気はぐずつき気味。夏の高気圧ファイトっ!

 我が家の夏の風物詩はこれ。駿河蘭です。今年は10本ほど花芽を付けてただいま満開です。ご近所の皆さんにも楽しんでいただこうと玄関前に出しました。本当に良い香りで特に朝は香ります。私が子供の頃から実家の父が育てていたもので、結婚する時に一緒に。20数年経ってその株は、3倍ほどに育ちました。途中元気がない時もありましたが、今は我が家の環境にすっかりなれてとても元気。いい感じです。

 香りの良いつながりでもう一鉢ご紹介。センテッドゼラニウムの「コンカラーレース」。黄緑かかった軽やかな葉っぱに今、一つだけ小さな花を咲かせました。桜ヶ丘園芸さんのご主人には、オレンジ色の花が咲くと言われていたのですが、咲いたのはフューシャピンク。ちょっと残念でしたがとても可愛いので良しとしましょう。この他にも今年はセンテッドゼラを数種類育成中。香りもガーデニングの楽しみのひとつです。

 そんな香りの庭へのお客様はこちら。沢ガニです。このマンションのすぐ隣は数年前までこんもりとした森でした。住処を追われた沢ガニが我が家の玄関前の庭に引っ越してきていたのでしょう。ここは蝉も脱皮するし、その他のあまり歓迎出来ない虫たちも住んでいます。狭いながらも生き物の営みができる環境になっていたようです。植物をせっせと植えてより住み心地のよい場所にしてあげましょう。