2009年12月31日木曜日

Needle Bee 通信 58 ありがとうございました


 平成21年もあと半日ほど。ざっとお掃除をして、おせちの準備も終わりました。作るものと出来合いのものとがはんはん。
 新型インフルエンザにもかからず、ケガもせず、家族全員健やかに一年を過ごす事ができました。思えばこれが一番ありがたい事です。
 丸〆の一年でした。
 来年の抱負をひとつ。寅年は贅沢に時間をつかう事。針を持つ時間を増やし、作りたいものにじっくり取り組みたいと思います。今年は1回も更新出来なかった「Yの小さな個展」を数多くご紹介できたら最高です。
 それでは、今年も大晦日までお付き合いくださり本当にありがとうございました。どうぞよいお年をお迎えくださいませ。

2009年12月28日月曜日

Yの小庭から58

 今日は大安吉日の28日。週末に桜ヶ丘園芸さんで作った若松のドアノッカーを飾りました。水引飾りの鶴亀は例年通り。そして新年の干支の虎を入れました。猛り狂う虎ではなく可愛い縮緬細工の虎の子は癒しの虎です。稲穂は古代米の赤米がおめでたさアップ。コウベを垂れた稲穂が財運アップを予感させます。大きなリボンは新たな年を迎える気持ちを表す白。ん〜来る年は善き一年になる事は間違いありません。

2009年12月25日金曜日

Yの小庭から57 Merry Xmas!

 Merry Xmas! 皆さまいかがお過ごしでしょうか?家族で食卓を囲んでの語らい、お友達とのパーティ。楽しい日をお過ごしでしょう。

 今年はクリスマスツリーを久しぶりに復活!させたかったのですが、残念でした。で、クリスマスの小さな寄せ植えを夫が植えました。素材は娘がバレエ公演に出演した際にいただいたアレンジメントのポット苗。狭いポットの中から鉢に植え替えられてのびのびしています。小さな一鉢ですが、クリスマスの雰囲気はたっぷりです。

 そしてクリスマスの食卓を飾る我が家の定番はローストチキン。ハーブ&ソルトをオーブンにいれる2時間ぐらい前にたっぷりマッサージ。お肉がしっとりジューシーな仕上がりに。ベランダのローズマリーの枝をジャガイモと一緒に焼けば香りも良くてちょっとおしゃれ。
 でもこれ、早々とこの日曜日の夕食にいただいてしまったもの。骨は翌日圧力鍋でコラーゲンたっぷりのスープに。お陰でクリスマスの今日はお肌ぷるぷるなのです。子供が大きくなってサンタクロースが訪れなくなると,クリスマスのお祝いもアバウトに。

2009年12月13日日曜日

Yの小庭から56


 クリスチャンではないけれど、静かなワクワク感があるこの時期。世界中でお祝いされるお誕生日。クリスマスのお祝いは、親になってからは我が子誕生の喜びを重ね合わせている。クリスマスリースのように途切れる事のない生命が、世代間を繋いでいる。

 クリスマスを心待ちにしながら、我が家の定番になっているのは、リース作りに加えてクリスマスクッキーを焼く事。ここ2年は娘が1人で焼いてくれていました。今年は今日午後いっぱいかかって、2人で型抜きクッキーを焼きました。明日は学校のお友達と早めのクリスマスパーティをするんですって。タッパーウエアにたくさん詰め込んで準備万端。美味しさはもちろん太鼓判。

2009年12月12日土曜日

Needle Bee 通信 57おまけ

 今年最後のNeedle Bee をお休みしたMme. Mi 。ご自宅で仕掛かり中のバッグを仕上げて写メをお送りくださいました。

 中袋の水玉に合わせたボタンを三つお行儀よく並べてポイントに。
皮の持ち手をつけたら、ぐっとオスマシ顔のバッグになりました。年末、年始に活躍しそうな予感。すでに完成させて使い始めている共布のフリフリバッグを一緒に持ったら注目度抜群になること間違いなしです。

 出来たら見せびらかせる。これ、Needle Bee のお約束。すっかり馴染んでくれた Mme. Mi 。嬉しいメールをありがとう!

2009年12月9日水曜日

Needle Bee 通信 57

 今日は今年最後のNeedle Bee のお集りです。モミの香りが清々しいとんがり屋根で始めます。

 今期からお仲間入りした Mme. H 。いよいよ羊毛を入れてボタンの飾りも付きました。あとは糸を8個通せば糸巻き針刺しの完成です。ピンクのチェックと薔薇のプリントの組み合わせは、とってもキュート。バリオンローズも綺麗に咲かせました。これでNeedle Bee の課題は終了。 次は何に挑戦かな。

 フリフリバッグの中袋と表袋を持ち手を付けながら縫い付けているのは,Mme. Ma 。ぐるりと一周して、さらになが〜い幅広フリルを一周させれば完成です。Mme. H のピンクの薔薇とはちょっとテイストの違うリバティのバラのプリントを中袋にチョイス。表の渋い茶色と良く合って引き立て合います。年明けのお教室の時には、フリフリバッグが腕を飾っているのかな。

 学ぶために国内留学中の Mme. Sa 。冬休みでご自宅に帰っていらっしゃいました。久しぶりにNeedle Bee に。制作中だったフォトフレームを続けます。淡い色のリボン刺繍の薔薇がたくさん咲いていますが、完成はもう少しかかりそう。いくつになっても学ぶ事を熱く語れる Mme. Sa に脱帽です。頭が疲れたら針仕事もいいですよ。

 今日のスイーツは、聖蹟桜ヶ丘の老舗パティスリー プリムヴェールのショコラケーキを。今年最後の珈琲タイムはとっておきのスイーツにしました。プリムヴェールは本当に厳選した材料を使い、定番のケーキを変わらぬ美味しさで作り続けてくれている我が家一押しの街のケーキ屋さんです。フワッとした口溶けのショコラの美味しい事!

2009年12月5日土曜日

Yの小庭から55

 これは我が家の庭のクリスマスイルミネーションです。
と言えれば良いのですが・・・。東京都多摩センターのイルミネーション。毎年、10㍍をこえるモミの木をシンボルツリーに,全長100㍍ほどのプロムナードが飾り付けられます。知る人ぞ知る美しくて大規模なイルミネーションです。 このプロムナードの終点にあるのがパルテノン多摩。今日はこの会館で、年末の風物詩「くるみ割り人形」のバレエ公演がありました。ひととき、おとぎの世界へいざない、子供時代のわくわくを思い出させるクラシックバレエの演目。前奏曲がなり出したら気分はクリスマスパーティへ向かう子供です。
 

2009年12月4日金曜日

Yの小庭から54

 12月になりました。でも今年の街はちょっとクリスマス色が元気ないみたい。赤や緑、金色が溢れ出すと大人の師走の忙しさをよそに、子供は何となくうきうきしたものでした。
 アドヴェントのこびとたちはモミの間を忙しそうに行き来しながら、ひそひそ楽しいプランを相談中。

 先日のクリスマスリース講習会で作ったのはラージサイズ。一番小さいスモールサイズでリースのベースを作ってみました。何をつけようかな。赤く色づいたローズヒップやドライの千日紅、ピンクペッパーなど小さくて可愛い色のものをつけてみましょうか。ピンクのリボンをきゅっと結んだら・・・ん〜いいかも。

2009年11月28日土曜日

桜ヶ丘園芸さん便り38

 クリスマスリース講習会2日目の今日も小春日和。今日はどんなリースになるのかな。

 モミの木から小枝を外して準備OK。ぱちんぱちんとハサミを入れるとモミの香りがたって森林浴をしているよう。青々としてつやつやの葉っぱはみずみずしくて触っているととても癒されます。


 


埼玉からいらしたお友達二人連れ。手早くモミでリースのベースを作り上げてオーナメント飾りに時間をかけました。ちょっとアンティークな感じのピンク色のリボンを大きく飾って、松ぼっくりを生かしたクリスマスらしいオーナメントをつけました。




 





ドライフラワーをブーケにしてつけたら、とても華やかなリースになりました。祝福のリースです。荘厳な中にもきらきらした眩さと喜びが弾けています。玄関に掛けたらご近所でも評判になることでしょう。時間を忘れてリースを作っていたら、外はすっかり暗くなっていました。でも手にはご自慢のリースを心にはぽっと灯りがともっての家路になったことと思います。

 皆様お疲れさまでした。また来年ご一緒しましょうね。来年のカラーはシルバー&ホワイトですよ。
 

2009年11月27日金曜日

桜ヶ丘園芸さん便り37

 今日はブラックフライディといわれる日だそう。感謝祭が終わりホリデーセールが始まる金曜日は売上アップで黒字になったからとか。魔の金曜日ではありませんよ。桜ヶ丘園芸さんの金曜日はクリスマスリースを作りまーす。

 


今年のリースのテーマカラーはピンク。それは去年のリース講習会の日に決まったこと。手を動かしながらのおしゃべりで、「赤や白の伝統色もいいけれどピンクなんかもいいんじゃない?」な〜んてことになり、「来年はピンクに決まりでーす」と宣言したのを覚えています。責任のない発言を実現してくださったのは桜ヶ丘園芸さんご夫妻。千日紅を育ててドライフラワーにしたり、ピンクに合う色の松かさやリボンを集め、一年間かけて準備してくださいました。

















いかがでしょう?作品が勢揃い。同じ材料なのに個性が光るリースになりました。

 


キャンドルバスケットを作る方も。






やっぱりピンクは幸せ色。リース作りをしながら、もみの良い香りと可愛いピンクの小物に囲まれてガールズトークで盛り上がります。初めてお会いした方ともすっかりお友達。桜ヶ丘園芸さんのご主人にはお気の毒だったかも。
 恒例!桜ヶ丘園芸さんクリスマスリース講習会は明日も開催されます。

2009年11月25日水曜日

Needle Bee 通信 56

 朝まで降っていた雨があがったら、陽射しが暖かい小春日和に。もみ枝の香るとんがり屋根でNeedle Bee 始めます。

 お嬢さんのイニシャルを刺繍しているのはMme. Si 。本当にお忙しい中、お教室にいらしては針を進めます。クリスマスプレゼントに間に合うといいですね。お教室で共同購入したリネン布巾の生地もお持ち帰りになり、お母さまへのプレゼントになさるのだそうです。


 ふりふりバッグとお揃いで小さなバッグを作り始めたMme. Mi。裏地に使うホワイト×ブラックの水玉とお揃いのボタンを探していらっしゃいました。三つ並べてつけたらなんてかわいいんでしょ。今年中に仕上げて年末年始に活躍させましょ。






ふりふりバッグを制作中なのはMme. Ma 。しっかりした共布の持ち手を作って、あとは表と裏の袋を縫って仕立てるだけです。先にふりふりバッグを作ってお道具類を入れて今日も持っていらしたMme. Mi からのアドヴァイス。「フリルが出来たらもうすぐ完成」。教えたり教えられたり。何かいい雰囲気です。




 最後にビーズを付けて刺繍をフィニッシュさせたMme. U 。巾着にするつもりでしたが、口を絞ってしまうにはもったいない大作です。ポーチに仕立てる事に計画変更です。刺繍が痛まないようにオーガンジーをかけるつもり。どんな風に仕立てるか構想を練りました。青写真ができたところで今日はそこまで。心地よい爽快感に包まれまていました。




 それでは珈琲タイムにしましょ。今日のスイーツは「薔薇じゃむのマフィン』。桜ヶ丘園芸の奥様にいただいたとっておきのジャムを使いました。ブルガリアの薔薇の谷で咲く事で有名な香り高いダマスクローズ。なんでもないマフィンにのせて焼いたのに、おすまし顔のお菓子になりました。

2009年11月23日月曜日

Yの小庭から53

 今シーズン、我が家のガーデンに新しく仲間入りしたのは、シクラメンの「フェアリーバンビ」。丹沢山系あたりのナーサリーで産声を上げたニューフェイスです。
 ガーデンシクラメンの系統を色濃く継いでいるので、もちろん野外で大丈夫。お部屋での管理もちょっと面倒だったシクラメンのイメージを払拭してくれました。

 何がすごいってこのお花。花弁が多いモノで50枚にもなるそう。そして長い間、綺麗なままで咲き続けます。我が家にきて半月以上経ちますが、まだ一本も花柄を摘んでいません。切り花でも楽しめるんだそうです。お花のピークは2月。これからどんどん花芽をあげて満開になるのがとても楽しみです。

2009年11月18日水曜日

Needle Bee 通信 55

 先週の水曜日はひどい雨降りのため、お教室は急きょお休みに。今日は振替えのNeedle Bee となりました。ちょっと北風が冷たいお天気。とんがり屋根のお部屋もエアコンを入れようかなんて会話をかわして、季節は確実に冬へと向かっています。
 今日はご近所の幼稚園児たちが、桜ヶ丘園芸さんのお庭でチューリップの球根をそれぞれ鉢に植えました。もちろん,先生はご主人。みんなお行儀よく説明を聞いて、小さな手で球根を一生懸命植えていました。きっと来春には綺麗な花を咲かせるでしょう。

 とんがり屋根の外では,球根植えのレッスン。とんがり屋根の中ではお針仕事のレッスンです。

 糸巻き針刺しの宿題を仕上げていらしたMme. H。今日は刺繍に挑戦です。バリオンローズでバラの花を刺しました。丁寧に針を進めて、綺麗なバラを咲かせました。バリオンローズを上手に刺せるようになると、何にでもバラを付けたくなります。きっとMme. Hの持ち物にもバラが増えますよ。

 フリルのバッグを制作中のMme. Ma 。3m以上もの布をつなげてフリルを作っていらっしゃいました。幅10㌢のフリルがバッグの口を飾ります。今日はバッグ本体を製図して裁断。共布で持ち手も作ります。ここまできたらゴールはもうすぐ。

 あれやこれやと刺繍糸の色やバラの花や葉っぱの位置を考えて針を進めているのは、Mme. U。今日で刺繍は刺し終わりのようです。何かまだちょっと気になるところがありそう。この次には、いよいよポーチに仕立て始めでしょうか。こんなそれぞれのペースで進んでいくのがNeedle Bee 流です。

 ごめんなさい。今日は皆さんの作品の写真を撮るのをすっかり忘れてしまいました。何ていうことっ!

 今日のスイーツは、「国産れもんのケーキ」。ワックスや防腐剤を使っていない国産レモンが出回るこの時期ならではの焼き菓子です。皮を焼き込み、焼き上がりにレモンの絞り汁をたっぷりかけます。爽やかなレモンとバターの香り、お砂糖の甘さとレモンの酸味。とても良いハーモニーを奏でます。

2009年11月2日月曜日

Yの小庭から52

11月,暦もあと2枚。今日はちょっと寒い日になりました。赤く色づいたローズヒップは朝晩の寒さがする楽しいイタズラ。これからは紅葉が綺麗です。モノトーンな冬へと続くこの季節は色鮮やか。

 今月27、28日には桜ヶ丘園芸さん恒例のクリスマスリース講習会を予定しています。フレッシュなもみ枝をたっぷり使うリースは香りも最高。今年のテーマカラーはピンク。桜ヶ丘園芸さんのご主人が、秋口からせっせと千日紅の花を摘んではドライフラワーにしてくださっています。薄桃、ピンク、赤紫、赤・・・。伝統的なクリスマスカラーも素敵ですが、今年のクリスマスリースは目を引きそう。

2009年10月28日水曜日

Needle Bee 通信 54

 秋らしいカラッと爽やかな秋空が続きます。針仕事日和です。

 前回お休みだったMme. Mi 。やっぱり仕上げていらっしゃいました、ブラック×ドットフリルのバッグ。おまけに共布のコサージュ付きです。合わせたレースがとっても軽やか。たくさんのお道具類をいれても型くずれしません。可愛くてとても使いやすそう。私も早速作らなくちゃ。今日からは、ブラック×ドットフリルのスクエアバッグに取りかかりました。お揃いで持ったら尚更素敵。

 いつも疾風のように駆け抜けるMme. Si 。今日はとんがり屋根にいらした証拠写真を撮りました。まさにスクープ写真。お嬢さんのリクエストで作り始めたバネ口ポーチ。お嬢さんが自ら選んだ布をパッチワークしてモノグラムを刺繍します。やっぱりモノグラムはサテンステッチで凹凸をつけるのが王道。オペラピンクの刺繍糸で挑戦です。いい感じに刺せました。続きはおうちでしまーす、と帰り支度も早々にお帰りになりました。

 糸巻き針刺しの円盤2枚をおうちで仕上げていらしたMme. H 。放射状にキルトもかけて、いよいよ今日はバイアステープでぐるりとパイピングすることに挑戦。45度に裁断した共布で円盤をくるみます。綺麗な円周が描けました。その出来映えに一番感動したのはご本人。難しそうに見える事もやってみたら意外と簡単。もう一枚のパイピングは次回までの宿題です。

 今日のスイーツはカカオがきいたガトーショコラ。合うんですこれが珈琲に。コニャックの香りがする大人味のお菓子にあわせるのはブラック珈琲。

 桜ヶ丘園芸さんはご家族で日比谷公園のガーデニングショウに。でもとんがり屋根の下にはサプライズが。クリスマスリースに使うフレッシュなモミ枝と国産のレモン。良い香りに包まれての針仕事は秋の深まりを感じます。そして緑色も鮮やかなみずみずしいレモンはお土産にいただきました。

2009年10月24日土曜日

桜ヶ丘園芸さん便り36

 今日10月24日から11月1日までの日程で開幕しました「日比谷ガーデニングショウ2009』。桜ヶ丘園芸さんは前期・後期通しての出店です。

 日比谷公園の噴水前広場は、ガーデンコンテストの会場に。その会場をのぞむようにテントが張られ、お店ブースが出現しました。桜ヶ丘園芸さんのテントはちょうど中程。大きな木の下でとても良いロケーションです。
 今日は少し肌寒いような陽気でしたが、ガーデニング愛好家が開始時間の10時には日比谷公園に集まってきました。桜ヶ丘園芸さんのお店にもたくさんのお客様が。いつもはチビッコの人気者のご主人ですが、今日はご婦人方に囲まれていろいろと質問に応えていました。ちょっと嬉しそう。

 桜ヶ丘園芸さんの奥様はガーデンコンテスト・コンテナガーデン部門にエントリー。去年に引き続きの出展です。丸の内のオフィスビルをバックに堂々とした風貌。奥様の人柄が出ているダイナミックな作品です。作品のタイトルは『たまにはあるさ違う日が!』含蓄がありますね。実は開幕直前までパイナップルの木が実をつけて植えられていたのです。実のコンディションがあまり良くないと判断して、急きょ無しに。インパクトがあったのでちょっと残念でした。

 日比谷公園は都心の真ん中のオアシス。たくさんの木に囲まれていて、たくさんの人に愛されている公園です。気軽に食べられる軽食屋台やワインショップも並んでいます。お天気の良い日を選んでのお出かけ、お薦めです。

2009年10月20日火曜日

Yの小さな個展7

 東京渋谷区神宮前に可愛らしいお店がオープンします。その名は「Viola』。桜ヶ丘園芸さんご夫妻の親しいお友達 Mme. Masako が女主人。Violaと命名したのは桜ヶ丘園芸さんのご主人です。青山通りから少し入った閑静でおしゃれなショップが所々に並ぶロケーション。季節のポットフラワーと、Mme. Masako の感性に合ったアンティークな雑貨や可愛いアイテムを扱う大きな窓のかわいいお店です。今日はお披露目のオープニングパーティが催されました。
 桜ヶ丘園芸さんのご縁で、Mme. Masako が私の作品を気に入ってくださりお店に置きたいとのお話をくださいました。思いもよらない嬉しいお話です。Viola という店名にちなんで刺繍するモチーフはやっぱりヴィオラ。私も大好きな花のひとつです。今までに育てながら撮った写真が何よりのお手本。お花の色はMme. Masako のイメージで。リバティプリントと組み合わせてNeedleworkにちなんだ作品に仕立てました。
 外苑の銀杏並木もそろそろ色づく季節。ちょっと青山まで足をのばして「Viola」(渋谷区神宮前5ー45−6)を訪ねてみてください。桜ヶ丘園芸さんでお馴染みコッツウォルズのレンガ花壇とアイアン細工に掛けられた深緑色の「Viola」の看板が目印です。

2009年10月18日日曜日

Yの小さな個展6

 この時期の街中はオレンジ色が一番人気。ハロウィンの飾り付けやグッズがたくさん。ケルト人の歳時が起源らしく、この夜は霊が家族を訪ねたり精霊や魔女が出現するとも。カボチャをくり抜いてロウソクを照らすお化けカボチャがちょっとユーモラスです。
 魔女やお化けに仮装した子供達が「 Trick or treat. 」と言いながらご近所周りをして、お菓子をゲット。子供達には楽しい晩です。

 ハロウィンの仮装といえばやっぱり魔女。とんがり帽子にマント。黒とオレンジのパキッとした色合わせです。我が家でも娘が小さな頃は、仮装パーティはしませんでしたがハロウィン気分を演出しました。身長が5㌢にも満たない仮装した小人さん達を作り、お飾りカボチャと一緒にテーブルを飾りました。久しぶりに箱から出したら、ひそひそといたずらの相談をしています。

2009年10月14日水曜日

Needle Bee 通信 53

 爽やかなお天気が続いていましたが、今日はパラッとにわか雨が降りました。Needle Bee のお教室の最中でしたので、ほどなくやんだ雨の影響はまったく無し。桜ヶ丘園芸さんのお庭の植物が潤ってとても綺麗でした。

 前回、装飾をいろいろとほどこした大作バッグを完成させたMme. Ma はお道具類を入れてお持ちになりました。やっぱりバッグは中にお荷物が入って初めていきいきとします。太めに作った持ち手が腕にしっくりなじんで良い持ち心地。みんなで順番に持ってみたりして。こんな瞬間も楽しいのです。

 今期からお仲間になってくれた Mme. H は唯一の課題である糸巻き針刺しを着々と進めます。ホームワークで終わらせてきたパッチワークは見事に綺麗な円形に。正確で緻密なお仕事ぶりです。今日はキルト綿をはさんで2枚の円盤を作りました。しつけをかけて、キルトをします。今回の宿題はキルトかけを終わらせてくることです。2週間ぶりのお集りを心待ちにしてくださったとか。お針仕事の愛好家が一人増えました。

 久しぶりにいらした Mme. Si 。いつもながら疾風のように立ち去ってしまいました。写真を撮るのも忘れるぐらい。只今、お嬢さんからのリクエストでバネ口のポーチを作成中。お嬢さん自身が選んだ生地をパッチワークして、今日はピンクのリネン部分にモノグラムの刺繍をスタートさせました。次は記念撮影を忘れないようにしなければね。

 今日のスイーツは簡単「タルトタタン』。やっぱりリンゴは紅玉。最近は酸味が強い紅玉を育てるリンゴ農家が少なくなっていて、木自体も古株になっているそう。年をとった木に成る実は小ぶりです。農家のみなさん!どうぞ新苗も植えて紅玉を栽培し続けてください。この時期ならではの香り高い焼き菓子でした。

2009年10月11日日曜日

桜ヶ丘園芸さん便り35

 桜ヶ丘園芸さんといつも綴っていましたが、とんがり屋根に掛かるこのプレートは「さくらヶ丘園芸」さん。今日プレートの写真を撮って気がつきました。どちらが正しいのかな。今度お邪魔した時に、お聞きしてみましょう。



 大きな台風が日本列島を駆け抜けた後、すっかり秋めいてきたこの3連休。桜ヶ丘園芸さんのお庭も秋の植物達が少しずつ並び始めました。今年のお花の色の傾向は、シックな印象です。大人顔のお花の寄せ植えがお庭を飾っています。赤や黄色の小さな実物の鉢も人気があるみたい。もちろん野菜類も忘れてはならないアイテムです。

 花小屋もこれから仲間入りする花達を待っています。今年の秋冬はどんな感じに彩られるのでしょうね。ビオラ、パンジー、シクラメン、ポインセチアなどは常連さん。ニューフェイスの登場も待ち遠しいです。

 桜ヶ丘園芸さんは今月24日から11月1日まで東京、日比谷公園で開催される日比谷ガーデニングショー(http://www.hibiya-gardening-show.com/ )に出店、そしてコンテナガーデン作品の出展をなさいます。お店テントはNo.6 。ご夫妻のお好きな植物をはじめ、ガーデニングツールなどの販売もあります。野外が気持ちよい季節。日比谷公園にお遊びにいらっしゃいませんか。



 

2009年10月5日月曜日

桜ヶ丘園芸さん便り34

 秋雨前線と台風の影響で,東京はお天気が愚図つき気味。桜ヶ丘園芸さんの植物達もお日様が顔を出すのを待っています。それでも、夏の間にコッツウォルズの壁際にぐるりと作った花壇の植物達は、すくすくと丈を伸ばし葉を茂らせています。ハチミツ色のレンガに緑が映えます。バラも植えてほしいな〜。


 道具小屋の前の花壇も徐々に姿を変えています。夏野菜はすっかり抜かれて、これからがシーズンの葉菜類が植えられました。まだ空きがあります。何を植えるのかな。お鍋のおいしい季節になりますから、お鍋用の野菜は植えていただかなくては。




 夕べは十六夜。とんがり屋根の下にお月見のお飾りが。ススキやホトトギス、秋の草花が生けられていました。野鳥のホトトギスの持つ文様に似ていることからホトトギスと呼ばれている野草。一枝いただいてきました。街中の明かりを消して平安朝の貴族のように月を愛でる。ん〜究極のエコロジーかも。

2009年9月30日水曜日

Needle Bee 通信 52

 9月晦日のお教室はあいにくの雨模様。やっと秋を感じられる気温になりました。むこう一週間の天気予報は雨マークが林立。インフルエンザに加えて風邪も流行っているようです。体調管理に気配りをしましょうね。

  今日からMme. H が新しく仲間入り。Needle Bee で一番最初に作る唯一の課題「糸巻き針刺し」に挑戦です。前回見学にいらした時に、生地選びをお願いしておきました。お二人のお嬢さんを持つMme. H 。優しいピンク系の生地を選んでいらっしゃいました。作品の顔であるパッチワークをする2種類の生地を選んで柄合わせ。個性が光るところです。とても可愛らしい雰囲気になり「娘にとられてしまうかも」とママの顔もチラリ。お教室でも糸巻き針刺しの制作は久しぶり。私の気持ちは原点に帰ります。

 夏休みをはさんで久しぶりにお会いしたMme. Mi 。しっかりした生地で仕立てたバッグにブラック×ホワイトのドットで幅広のフリルを飾り付けます。バイアスに裁断した3m以上ある布をぐし縫いでギャザーを寄せます。ちょっと完成を先取りしてフリルをのせてみたら、なんともエレガントなバッグになる予感。今日はひたすらバイアス布にぐし縫いをかけていたMme. Mi 。きっと次のお教室には完成させたバッグにお道具類を入れて颯爽と登場する事でしょう。

 今日のスイーツは「おいもケーキ」。牛乳で煮たサツマイモを焼き込んだ粉の少ないしっとりしたケーキです。「九里四里うまい十三里」な〜んて言われているおさつ。少しのコニャックを入れたらマロングラッセにも負けません。黄金色の焼き色が目にも秋らしい焼き菓子です。

2009年9月23日水曜日

Yの小庭から51

 シルバーウイークも今日でおしまい。お天気も良かったし、お出かけした方も多かったのでは。我が家はこの連休中にいらないモノの整理を少しだけしました。一生懸命やらないのがウチ流。でも、16年ほど愛用したアメリカ製の大型掃除機が動かなくなり困りました。修理も考えたのですが、重い掃除機はそろそろ体力的にも辛い。で、近所の電気量販店に走り掃除機を購入。その軽さと音の小ささにびっくりです。暮らし方もたくさん持たない軽い暮らしがいいのかも。

 「自産自消」を年頭に掲げた我が家。細々と続けてはきましたが、野菜を育てた事がない若葉マークには難しい事ばかり。マンションベランダの夏は熱帯〜砂漠気候。植物には過酷です。とはいえ、信念を断念するわけにはいきません。夫がこれからの季節に美味しくなる葉菜類を寄植えしました。サラダ菜、ブロッコリー、白菜にキャベツ。秋から冬の食卓を飾るオールスターです。
 野菜を育てる事で農家の方たちのご苦労や喜びがわかり、食に対する感心も高まります。食欲の秋、旬の食材に舌鼓を打ちながら夜長を楽しんでみましょうか。