2014年2月26日水曜日

Needle Bee 通信 139

今日はちょっと春めいた陽気になりました。気持ちが浮き立ちます。そして針も進みます。2月最後のNeedle Bee のお集り。今日は写真がいっぱいですからとんとんっと進みますよ。
ウォールポケットを作っているMme. M 。ポケット部分を刺繍やビーズで飾っています。パッチワークをしたようなプリントはカジュアルなテイストでしたが、手を加える事でエレガントな印象になってきました。グリーン系とパープル系の上品な色合わせ。


グリーン系とゴールドのビーズをひたすらグリーンのリネンに縫い続けているのは、Mme. O。どんどんゴージャス感が増してきています。まだまだキラキラは付きます。ビーズで飾られたドレスは缶の蓋を飾る事に。素敵な缶のリメイクになります。
お友達へのプレゼントの糸巻き針刺しを完成させたMme. I。うさぎを飼っているその方にはもちろんウサギさんのボタンを付けました。好みにあったものを作ってプレゼントする楽しさは手作りならでは。ぐりとぐらは顔の表情もついて完成。あとは赤と青の洋服を着せてトレードマークの長くて細いしっぽをつけます。
息子さんの入園準備を進めているのはMme. T 。窓から手を振っている動物たちはおうちにいるぬいぐるみたちをデザイン。インディゴの布地に窓をアプリケして屋根までついた園バッグになる予定。草履袋もお揃いで。あと1ヶ月で入園式。頑張れ〜ママっ!

糸巻き針刺しを作っているのは一番の新入りMme. K 。ブルーとグリーンのリバティプリントを組み合わせて大人っぽい華やかさ。針刺し部分まで縫上げました。羊毛を入れてボタンで抑えて、糸巻きを納める8つの部屋に仕切ったら完成。早いペースで進んでいます。糸を入れたらどんな表情になるかな。楽しみです。
ぐりとぐらを作っているのはMme. H。今日は足をつくり、手をつけてボディを完成させて頭もつきました。口やひげを刺繍して白目もついたら表情豊かな2匹になりました。あとは洋服と帽子、そしてしっぽですね。なぜか作り手の顔に似てくるぐりとぐらです。もちろんどの子も美人です。

ぐりに赤い洋服を着せたのは、Mme. U 。ながーいしっぽも付きました。青い洋服セットをぐらのために縫上げれば完成です。ご自身的には出来上がりに納得がいかない様子でいろいろと口には出していますが、「この子たちが一番かわいいー!」って感じもなんとなくにじみ出ています。そう!誰にとっても自分で作ったぐりとぐらが間違いなく可愛いのです。

今日のスイーツは、「レモンカードのヴィクトリアケーキ」。酸味のきいたクリームをバターケーキの間にサンド。今日は更に上にも載せていただきました。レモンたっぷりで風邪予防にも効果ありです。Mme. K がサータアンダギーを作ってきてくれて、嬉しい珈琲タイムになりました。



2014年2月18日火曜日

needlework 8

ソチ冬季オリンピックは中盤になり、ますますヒートアップしてきています。毎日オリンピック放送から目が離せません。外出には足元が悪いので、ここはテレビ観戦をしながらの手仕事に限ります。
試合結果が出てすぐに試合会場で行われるフラワーセレモニーとメダル授与会場での表彰式。弾ける笑顔や涙に感動しています。それでは、ブーケとメダルを合わせて花メダル。八重咲き、一重咲きに房咲きのバラを毛糸で編んで繋げました。子供サイズのトルソーに掛けたのでちょっと大きく見えますが、まあまあ納まりよく襟元を華やかにしてくれます。黒のセーターと合わせようかな。
日本人が日本人であったと再認識して、心ひとつに出来る瞬間。良いときも悪いときも、いつでもそんな気持ちで暮らしていくことができたら so happy です。

2014年2月15日土曜日

ちょっと Coffee Break 10 おまけ

パパにはないっ!と言った娘でしたが、POPなマフィンとは別にでっかいのとちっちゃいのとハートのクッキーを焼いていて、袋詰めして帰宅した夫にプレゼント。
いくつか持ち帰ったチョコの箱はそのままに、夕食後にぽりぽりとご満悦。
「いつものクッキーよりカッチっと形ができているな。いつものよりさくさくで美味しい。オーブンが新しくなったせいかな。」
いつものクッキーっていうのは私が焼いたクッキーの事。失礼しちゃうわ、私のレシピで焼いたのよ。オーブンが新しくなったのはずいぶん前。
へへへ、でもね。そのハートのクッキーはね、彼のために焼いたクッキーのお裾分けだよーというか余っちゃった分だよー。

1枚だけ食べて、大事そうにクッキーの袋を閉じる Happy Valentine's day の夫でした。


2014年2月14日金曜日

ちょっと Coffee Break 10

今年は、雪のバレンタインデーになりました。夕方からデートのお約束がある方たちにはちょっとお気の毒。
雪のため、大学での予定がキャンセルになった娘は、お菓子作りを始めました。プレゼントするのは、アメリカでの桜まつりに一緒に参加するカンパニーの大学の仲間たちに。
ピンク色のアイシングとポップな色のお砂糖をトッピングしたちょっとアメリカンなマフィンになりました。いくつ焼いたのー。外に出られないこんな日は、おうちで楽しみましょ。オーブンを使えばあったかさも倍増。
「パパには?」って聞いたら「ないっ!」って即答。可哀想に・・・。

2014年2月11日火曜日

Yの小庭から106

節分、立春と暦の上では春めいてきているのに、下界は極寒。先週末は、東京も記録的な大雪に見舞われました。
地植えの忘れな草は、雪の下で必死に寒さに耐えていました。Forget-me-not. 忘れていませんよ。雪をどけてあげたら、ほっとした様子。



色の少ないこの季節、ベランダで存在感があるのは、シクラメンとゼラニウム。原種に近い品種のシクラメンは、この辺りの寒さだったら野外で冬を越します。次から次から花芽を伸ばして咲かせた花は、一ヶ月ほども咲いています。初夏まで花を咲かせ続けて夏の間はちょっと一休み。
綺麗な色に紅葉しているのはゼラニウム。ゼラニウムの花の色はやっぱり赤系が好き。ベランダをヨーロッパの街並の窓辺のように飾りたいと思うのですが、なかなか花を咲かせ続けるのは難しいのです。花が少ない時の葉っぱの色づきははちょっと嬉しい。

2014年2月7日金曜日

Needle Bee 通信 138

立春を迎えてから極寒の日が続く東京です。今日も陽射しはあっても空気は冷たい。明日は大雪の予報も出ています。火曜日の雪のため、今日が Needle Bee のお集り振替日。
ウオールポケットを作成中のMme. M 。パッチワーク風のプリントにそれぞれ一細工加えています。パールビーズ、ガラスビーズに星形のスパンコール、リボン刺繍と糸刺繍。一針一針飾っていきます。
今年初めてとんがり屋根にいらしたMme. M 。「何もしていなくて」とご謙遜。年末からモチーフ編みでクッションカバーを2枚も仕上げていました。おー私の苦手なモチーフつなぎ。抑えた柔らかい色調の色合わせが素敵です。モチーフをさらっと編むMme. M はもっと素敵。






ぐりとぐらを作っていたMme. U 。今日は本体が完成して口とヒゲ、そして白目もつきました。ちょっといたずら小僧っぽい表情です。あとは長くて細いしっぽと赤と青の洋服を着せれば完成です。ちょっと出来に満足していないご様子。すごくカワイイのにな。

今日のスイーツは、レモンを余す所なく使った「レモンマフィン」。レモンの皮はすりおろし、蜂蜜漬けにした輪切りレモンと焼きこみ、レモン果汁で作ったアイシングと蜂蜜漬けを飾ったビタミンCたっぷりのマフィン。来週はバレンタインデー。チョコ全盛の季節にこんなほろ苦甘酸っぱいスイーツもお薦め。





2014年2月5日水曜日

愛おしきお道具たち 1

 愛用しているお裁縫道具は、これまで何度かご紹介してきました。針に糸、ハサミなどなど道具は、腕の善し悪しとは無関係な出来上がりの良さを与えてくれたり、逆にストレスをなくしてくれたりと大切なパートナーです。

 今日ご紹介の道具はお料理編。レモンの皮すりおろし器。お菓子にレモンの皮を使うことが好きですが、すりおろすたびにストレスを感じていました。いわゆる大根おろし金やセラミック素材のおろし器、わさび用のおろし金等試してきましたが、どれもNG。いまひとつ納得できない使い心地。
今回、大ヒットしたのがこれ。アメリカ Microplane の Citrus tool 。アメリカの料理番組をみていたら、レモンの皮をスマートにすりおろしている映像が目に飛び込んできました。これよ!私の探していたのは!! Amazon にありました。レモンの表皮をガッチとつかんですりおろせて、そのすりおろしは裏面に出て綺麗にとれる。日本のおろし金のように「ささら」や「茶筅」で集めなくてもいいのです。もういくらでもガシガシすりおろせます。あ〜いい香りぃ。オレンジでも柚子でも柑橘系なんでもござれ。
 さあ準備はOKです。レモンを余す所なく使うレモンマフィンを焼き始めましょ。

2014年2月3日月曜日

ちょっと Coffee Break 9

 渋〜いお茶をいれて、お煎餅をぽりぽりしようと思っていたら実家の母から電話。今日は節分だから、柊の枝に鰯の頭を刺して出入りする所に差したという。「お宅はもうしましたか?」との問い。「いや〜マンションだからしない。お豆はまくけどね。」とは言ったものの、結婚当初、柊鰯を玄関先に差したことを思い出した。そう!外に出してものの10分も経たないうちに、鰯の頭は消えていた。猫である。それからは、マンション暮らしに日本古来の節句はfitしないと、小声での豆まきだけが我が家の節分行事に。
 1時間ほど一方的におしゃべりをしていた母は、「ご清聴ありがとうございましたっ!」と電話終了。
 柊はないけど、とげとげの山椒の枝を鬼よけに玄関横の窓格子に差してみました。
 もともとお魚はちょっと苦手なので、まあ鰯なしバージョンはやぶさかではないし。それにしても山椒のとげは鋭いですね。アゲハチョウの青虫たちは、このトゲをもろともせずに、葉っぱを平らげて、この枝で成長して旅立ちます。柔らかそうなお肌なのにスゴい。
 今年は年男も年女もいないので、夫と娘が豆まきを。歳の数だけお豆を食べるのはちょっと大変。さあ、明日から暦の上では春ですよ。