2008年1月25日金曜日

Needle Bee 通信 17

 今日は雪でお休みにした一昨日の振り替え教室でした。予定がつかず欠席なさる方もいていつもより人数は少なかったのですが、創作意欲の熱気は高かったですよー。
 こちらは、Mme. Mi が昨日いちにちで仕上げたというカンのリメイク作品。すっかりお得意になったバリオンローズを中央にたくさん咲かせました。アイボリーの地にブルーのサテンリボンをきりっと〆てなんともすっきりしたデザインです。ぐるりと回した青バラのリボンも素敵。きっとたくさんのリボンを前にして選びに選んだものだと思います。生地やリボン、ボタンなど選ぶのは楽しいけれど時間のかかるもの。思い描いていた一点に出会えたときの嬉しさは極上の喜びです。

 さっちゃんのスイーツは「自慢のサブレナチュール」。アーモンドパウダーが香ばしい、バターの香り高いさくさくの焼き菓子です。いつものように自作のレシピカードで作り方を伝授。本当に簡単っ!。ボールひとつで出来ちゃうんだ。
 作り方を手振りを添えて教えてくれるさっちゃんですが、今日のサブレナチュールを作ってくれたのは実はご主人サマ。ほほ〜仲のよろしい事で。サブレナチュールと併せてごちそうさまぁ〜。

2008年1月23日水曜日

Yの小庭から13

 東京は朝から雪が降り出してすっかり雪景色になりました。
 今日はNeedle Bee のお教室の日ですがお休みにしました。ぽっかりスケジュールがあいた今日は何をしましょうか。まずはベランダの植物達の様子をみてみましょう。
 ラベンダーの葉について解けた雪が凍り付いてきらきらと綺麗です。なぜか20年程前に行った蔵王スキー場のモンスターと呼ばれる樹氷を思い出しました。寒くなくては見られない自然が作る芸術作品。

 こちらは年末に娘Mが寄植えにしたパンジーとジュリアン。香りの良いジャスミンも入っています。ポップな色を選んだ彼女らしい一鉢ですが雪をかぶって寒そう。でも晴れた日に見るよりも葉っぱや花びらがみずみずしくて色鮮やかに感じられます。パンジーは寒さにあたると根を成長させて株をしっかりさせるそう。きっと花をたくさん付けて楽しませてくれることでしょう。Mちゃんたまにはお水をやってお世話をしてねっ!

2008年1月17日木曜日

愛しきお裁縫道具たち8

 久しぶりに私の愛すべきお裁縫道具のおはなし。今日は縫い糸についてです。
 いつも使っているのは Made in USA . Dual Duty 社 のもの。青色のラベルの小さい方は一番の働き者。パッチワークの小さなピースをつなぎ合わせたり、細かくまつり縫いをしたりと大活躍で手縫いはほとんどがこれ。少し甘撚りで頼りないという方もいるけれど、そこが良いところでもあります。しっかりした糸で細かく縫うと縫ったところが固くなってNG. 特に私の大好きなリバティのタナローンのような繊細な布は糸の重さまでひびきます。生地の風合いを損なわない糸だと思っています。背の高い緑色のラベルは主にキルト用。ろう引きでハリがあってとても丈夫です。ボタン付けやしっかり縫い付けたいときはこれを使います。

 これらの糸を入れておくのは、もちろん Needle Bee おなじみの「糸まき針さし」。ピンクの小さい方にはブルーラベルを8個。ブルーの大きい方にはグリーンラベルを8個。DDのそれぞれの糸巻きの大きさに合わせて作ったものです。どちらも一番使う色は生成り色の256番。
 この2つの糸巻き針さしと針、ハサミ、布があれば、そこはもう私のアトリエです。

2008年1月12日土曜日

ありがとうございます

 4月より始めました「聖蹟桜ヶ丘 Needle Bee」。今日、お陰さまでヒット数が1000件を超えました。半分以上は私自身のアクセスであると家族の間ではもっぱらの評判ですが、多くの方達がこのブログを訪ねてくださったのです。今日もこうしてお読み下さりありがとうございます。
 
 謹みまして御礼を申し上げます。

 これからも「Needle Bee 通信」「桜ヶ丘園芸さん便り」「Yの小庭から」「愛しきお裁縫道具たち」「Yの小さな個展」等などテーマ事のページは勿論のこと、新しい連載も増やしていきたいと思います。どうぞお楽しみにしてください!
 今日の写真は、桜ヶ丘園芸さんのお庭に咲いていた小さなちいさなバラ。あまり人目にふれない場所でひっそり一輪だけ花を咲かせていました。華やかさはないけれど凛とした美しさと力強さがありました。

2008年1月9日水曜日

Needle Bee 通信 16

 新年初めてのNeedle Bee は特別なスイーツで始まりました。さっちゃんが用意してくれたのは「ガレットデロア」。ベツレヘムを訪れた東方の三賢人によって、イエス・キリストが神の子と見いだされた「公現祭」の日である1月6日に食べられるフランスの伝統的な焼き菓子です。中にはフェーブと呼ばれる小さな陶器が隠されていて、切り分けられたケーキの中に入っていた人は大当たり!王冠をかぶってその日は王様/女王様になれるのです。そして一年間幸せが続くと言われています。
それぞれが好きなお皿を選んでドキドキしながらいただきます。何層にも重ねられたさくさくのパイ生地の中にはアーモンドの香りのふわふわしっとりなクリーム生地。トレビアン!「あ〜ん入ってなーい」とみんなが叫び終わったその時、桜ヶ丘園芸さんのご主人が口から取り出したのはパフェの形をしたフェーブではありませんか。パンパカパ〜ン王様決定!王冠をかぶったご主人はちょっと恥ずかしそうでしたが嬉しそうでもありました。

 こちらは、Mme. Ma の作品。昨年暮れに完成させていましたが記念写真がまだでした。淡いピンクとバラのプリントといったら Mme. Ma 。レース生地を上手に重ね使いして何とも上品で優しいポーチに仕上がりました。何を入れるのかな。やっぱりピンクの小物でしょうか。


 こちらは、Mme. Mi の作品。生徒さんの中できっと一番針仕事とはご縁のなかった(失礼!)彼女は、今では一番作品を生み出しています。完全オリジナルのお裁縫小物は、バリオンローズが可愛く刺繍されていて素敵です。只今、ビクトリアンテイストのポーチを製作中。完成が楽しみです。

 
 ハレのお菓子で始まった Needle Bee 。今年も一年楽しいお教室になること間違いなしです。

2008年1月3日木曜日

Yの小庭から12


 東京の三が日は穏やかな日が続きました。
 元旦にご紹介した松竹梅の夫作品のその後です。紅梅・白梅揃って花を開きました。お部屋の中に入れてちょうど10日間。毎日霧吹きで水をやり、暖かい部屋で過ごさせた結果です。桜ヶ丘園芸の師匠のおっしゃる通りお正月に花が咲きました。一緒に記念撮影の鶴はまるで赤い帽子をかぶっているみたいでお茶目。

2008年1月1日火曜日

Yの小庭から11


 明けましておめでとうございます。昨年はNeedle Bee 通信をお読み下さり、また新年早々にお訪ねくださりありがとうございます。
どうぞ今年もよろしくお願いいたします。
 東京の元旦は穏やかな朝を迎えました。綺麗な青空です。日本中が穏やかで平和な今日の日のような一年になりますように祈ります。

 今年もNeedle Beeは楽しく行きます。桜ヶ丘園芸さんでのお教室も更に充実させていきたいと思います。もちろんブログも楽しく飾っていきますのでご期待下さい。
 さて今年始めの写真は、夫のYが桜ヶ丘園芸さんのご主人を師匠と仰ぎ、去年末に教えていただいた松竹梅の一鉢。お正月10日前ぐらいからお部屋に入れて霧吹きで水をかけて過ごさせるとお正月には梅の花が咲くよ、との師匠のお言葉に毎日シュッシュしておりました。紅梅、白梅どちらも蕾みがふくらんで今にも花を開きそうです。我が家は御目出度い年明けとなりました。良い一年になりそうな予感です。