2009年4月29日水曜日

ありがとうございます

 今日、このブログのカウントが2000になりました。2007年4月からスタートして丸二年。お付き合いくださいまして本当にありがとうございました。更新が滞ったりで、具合でも悪くなっているのではとご心配くださったり、楽しみに見ているとの励ましのお言葉をいただいたり、感謝感謝の2年間でした。これからもあたたかいご声援をお願いいたします。

 このブログになくてはならない相棒がカメラ。私が愛用しているデジタルカメラはデジカメとしては骨董品。でもブログにアップするにはもってこい。我が家の新しいカメラでは画像が良いのに比例してデータ量も大きくなり、アップするのに時間がかかってしまうのです。ところが困ったことが先日発生。メモリーカードが壊れました。スマートメディアというカードを使うのですが、今では探すのが困難に。家電量販店でも扱いがありませんでした。やっとリサイクルショップで見つけました。
 手になじんで思うような写真を写してくれるこのカメラ。ブログを飾る力強い助っ人です。今日も我が小庭の花をカッシャっ!
 私が大好きな赤のゼラニウム。ヨーロッパの窓辺を飾るゼラニウムに憧れています。
 レモンの花が咲きました。ツンとした花の形がチョークール。レモン色の実がなるのを楽しみにしています。
 先日ご紹介した赤花のフラックスが咲くのを楽しみにしていましたが、紫色の花を咲かせました。蝶の羽のように薄い花びらがとても繊細です。

2009年4月22日水曜日

Needle Bee 通信 45

 今日の聖蹟桜ヶ丘は気持ちの良いお天気。夕べざーっと降った雨が空気中のチリを洗い流してくれた感じで爽快です。
 桜ヶ丘園芸さんのお庭の花々も色とりどりで鮮やか。とんがり屋根にもお針仕事を楽しもうと今日は久しぶりに大勢が集まりました。テーブルの上には、作りかけの作品の花が、そして話の花も満開です。

 お母さまへのプレゼントのポーチを作っているのは Mme. Mi。裏側には錦糸の入った刺繍糸とビーズで綺麗にステッチ。表側に同系色のはリボンでバラを刺繍。後は中袋を付ければ完成です。来月の母の日用でしょうか。今日は、次なる作品も仕掛かり始めました。張りのある漆黒の布で大きめのバッグなんです。

 前回、大きめサイズの糸巻き針刺しを完成させたMme. Sa。次はレギュラーサイズを作り始めました。春らしいリバティプリントとグリーンのチェックがとてもこの場所と季節にぴったり。作品のインスピレーションはお庭の植物からでしょうか。この様子を見ていた回りの方達も久しぶりに糸巻き針刺しを作ってみたくなったご様子。

 Mme. Mi と同じ型紙でバッグを作り始めたのはMme. K。これまた綺麗な茶色の麻綿の布なんです。先ずは麻糸でイニシャルを刺繍しました。大きめのバッグの口には共布のフリルをたっぷりつける予定。今日はバイアスに布を裁ってフリルの準備も万端に。後は仕立てるだけです。お稽古しているジャズダンスのシューズやお稽古着を入れるそうなんです。

 マイ箸、マイスプーンの携帯袋を完成させたのはMme. U。生地の形を生かして作ったその形はとてもユニーク。シックな濃紺と茶色の生地合わせに、バラの刺繍と合わせて選んだバラのプリントがとてもいきています。細い口紐も共布で仕立てて手仕事が光ります。バッグからこの袋を取り出してマイ箸を使う姿は素敵です。
 
 フォトはないのですが、Mme. Ma が仕掛かり中だったキルトバッグを再開。もちろんピンク&ローズです。久しぶりにいらしたMme. Siはバネ口を使ったポーチを作る段取をしました。来月は変則レッスンで第三、第四週がNeedle Beeのレッスン日。間がずいぶん空いてしまいますが、その間に皆さん作品作りを進めることでしょう。

 今日のスイーツは、バレンタインデーの頃にお出ししたバチディダマ(貴婦人のキス)をもう一度。今期もよろしくとの気持ちをこめてチュッ!

2009年4月20日月曜日

Yの小庭から37

 二週間前にご紹介したマンションのシンボルツリー。若葉はどんどん大きくなりご覧のようになりました。もう木の向こう側は見えなくなりました。これからどんどん葉を茂らせて庭に木陰と酸素を与えてくれます。鳥達も羽を休ませます。夏には蝉が大合唱。植物との共存は生き物にとってなくてはならないものです。排出権の売買で二酸化炭素をやり過ごすのではなく、木や植物をもっともっと育てなくてはならないのではないでしょうか。

 玄関前の日当りのあまり良くない場所に去年からあれこれと植物を植えています。今のところそんな場所でも育ってくれているのは、先日ご紹介したワイルドストロベリーだけでしょうか。去年植えた宿根草も今年芽を出さないものがほとんどでした。で,今年新たに植えた中から今日は青系の花を2つご紹介。これは、名前を聞くのを忘れていますが、白い花びらに青と紫の花芯がとても綺麗。
 こちらは,矢車草。青紫が鮮やかなアザミににたお花。ドライにした花びらはフレイバーティにも使われています。乾燥させても美しいその色はあせません。少しほの暗いこの場所に、ぱっと目を引く花達です。
 その植物にあった場所に植えてやり、適正なお世話をするのは本当に難しいこと。でも手をかけてやれば応えてくれるのも植物達です。

2009年4月12日日曜日

Yの小庭から36

 先週は春を通り越して初夏を思わせる陽気になりました。ベランダの植物も季節を感じて動き始めました。

 これはピエールドロンサールのつぼみ。一年に一度しか花を咲かせないので開花がとても楽しみです。まだ芽が動き始めないうちに夫が剪定をしてくれたので、新芽をたくさん吹いて蕾みもいくつかつけました。去年は2輪しか花を咲かせなかったので今年は期待大です。開花は6月頃でしょうか。

 これは、桜ヶ丘園芸さんのお庭からわけてもらって地植えにしたワイルドストロベリー。お庭から掘り起こしてもらう時に、「大変な生命力であまりお薦め出来ないな〜」とちょっと困った顔をしていたご主人。劣悪な環境に植えてもご覧のとおり花を咲かせる強靭さです。油断するとどんどん根を伸ばして思わぬところから芽を出します。夫がモグラたたきのように出てきた芽を切っていますが、自由に伸ばしてもいいのに。赤い実をたくさん収穫してジャムを作るのが私の密かな企み。

 さ〜てお次ぎも期待大なレモン。ご覧の通りたくさんつぼみを付けています。去年は小さな実を4つしか付けなかったのにもかかわらず、初夏にやってきた季節外れの台風で枝を揺られて残ったのはひとつだけ。今年は肥料と水をどんどんやってたくさん収穫しますよ。



 これまでは「取らぬ狸の皮算用」でしたが、これはもうすぐ食卓にのせる事が出来そうなスナップエンドウ。まだ寒いうちに夫が植えた苗が、なかなか大きくならなくてもうダメかと思っていたら、花を咲かせました。まるでスイートピーです。花が咲いたと思ったら実を付けていました。植物は季節に敏感に生きています。人ももっと季節と上手につきあえる生活に戻さなくてはいけません。

2009年4月11日土曜日

桜ヶ丘園芸さん便り31

 桜は盛りが過ぎましたが、植物はこれからの季節、次から次へとリレー選手のように花を咲かせます。桜ヶ丘園芸さんのお庭はニューフェイスも加わり美の競演です。

 たくさんの中から桜ヶ丘園芸さんのご主人ご推薦のお花を2点お願いして選んでいただきご紹介。

こちらは、ペルシャギクという名前で親しまれたお花。最近はあまり見かけなくなっていたそうで、市場で見つけて懐かしく思ったそう。ペルシャの名前をいただいている通り、ちょっとエキゾチックな色合いの華のある花です。



こちらは、シマツルボという名の一鉢。私は初めてお目にかかりました。こんなに大きな株に育っているのは珍しいとのこと。ピンクと紫を掛け合わせたような日本的なピンクの小さな花を咲かせています。背の高さは7~8㌢ほどでしょうか。どんどんと新芽を出して生命力溢れる植物です。


 私のお薦めはこちら2点。
 これは原種のチューリップ。白い花はちょっとスイセンのようにも見えます。細くてしなやかな茎の先に、繊細で可憐な花を咲かせています。童謡に歌われているイメージの赤白黄色のチューリップも可愛くて好きですが、原種のチューリップは私にとってより魅力的。ナチュラルな風情をまとったその姿は凛とした気品があります。桜ヶ丘園芸さんのお庭には原種の植物もたくさんあって、見るものの心をひきつけます。

これはフラックス。写真では色が写し取れていないのがちょっと残念。もっと深い赤なんです。そうこのブログでも紹介しています「丸〆ふきん」でも使っている麻布を織る繊維原料です。青い花ばかりだと思っていたら,品種の改良でこんな綺麗な赤花も咲かせるのだそう。一目見て大好きになりました。夫がまだ花をつけていないフラックス3株を鉢にいれてくれましたが、何色の花が咲くかはお楽しみなんだそうです。フラックスの青い花ももちろん好きですが、この赤い花も咲いてほしいと思っています。

2009年4月8日水曜日

Needle Bee 通信 44

 Needle Bee のお教室は今日から3年目に突入です。桜ヶ丘園芸さんのとんがり屋根の下で、お花に囲まれてお針仕事ができたらどんなに楽しいだろうと始めたNeedle Bee。賛同してお集まりくださる方達に感謝です。そして何よりとんがり屋根を提供してくださっている桜ヶ丘園芸さんご夫妻に。

 久しぶりにいらしたMme. S 。年越しをしてしまった糸巻き針刺しの仕上げにはいりました。大きな糸巻き用にと大きなサイズで制作中。深い紺の別珍とリバティプリントをあわせ、グリーンのチェックでパイピングをしたらとっても英国風。アンティークな感じのフランスのボタンを真ん中につけたら、ゴールはもうすぐそこ。回りに大きめのパールビーズを飾って素敵。

 少しずつ確実に刺繍の針を進めているMme. U 。今日はバラの葉っぱを刺しました。色にこだわり、出来映えにもこだわり、何度も刺してはほどいたり。作品の完成度を高めていきたいというこだわりの証です。早く作品を仕上げてしまうのではなく、過程をじっくり楽しんでいく、きっとこれがお針仕事の醍醐味でしょう。

 お母さまへのプレゼントにとフランスの生地でポーチを作っているのは、Mme. Mi 。今日は同系色の錦糸入り刺繍糸で変わりステッチに挑戦。ピッタリの色合わせで最初からそのステッチがはいっていたかのよう。贈る相手の喜ぶ顔を思い浮かべながら針を進める、至福の時です。

 今日のスイーツは「シリアルチョコレート」。一度溶かしたチョコにシリアルやドライフルーツ、マシュマロを混ぜ込んで固めた簡単にできるお菓子です。ポイントは2つ。美味しいチョコを使うこととマシュマロを入れること。バー状に切った切口に白いマシュマロが見えると綺麗だし、歯ごたえのあるシリアルチョコの間のふわふわ食感はちょっと驚き。

2009年4月6日月曜日

Yの小庭から35


 桜が満開ですね。私が13年住んでいるこのマンションには新一年生が大勢います。小学校、中学校、高校に入学して新しい学校生活のスタートです。そんな新一年生をマンションエントランスで送り出してくれるのがこの桜。今年も綺麗な花をたくさん咲かせました。

 そしてこちらはマンションの庭に植えられている落葉樹。建設当初に植えられた木ですから,もう樹齢は30歳ぐらいでしょうか。秋にはたくさんのドングリを実らせて近隣の鳥達が集まってきます。冬には茶色くなった葉を落としてその枝振りを誇示するかのようなたくましい大木で、高さは5階までにも達する勢い。その大木も新芽を吹き始めました。あと一ヶ月もすると木向こうは見えなくなるぐらい新緑を茂らせます。そして夏には涼をとってくれます。そうこのマンションのシンボルツリーです。