2012年11月30日金曜日

桜ヶ丘園芸さん便り49

 11月最終日の桜ヶ丘園芸さん通信はやっぱりこれ。恒例になっているクリスマスリース講習会について。
今年も明日12月1日2日の二日間、フレッシュなモミ枝をつかったクリスマスリース講習会が桜ヶ丘園芸さんのとんがり屋根で催されます。そう気分はお祭り気分。 出番を待つ緑々としたモミ枝。今年は秩父産のモミだそうで、全くといっていいほどちくちく感がありません。たっぷりの葉の量と色の美しさ。最高のリースができますよ。
今年のテーマは「シックで大人色のクリスマスリース」。これに合わせて、色とりどりのリボンやナチュラルなオーナメントを桜ヶ丘園芸さんご夫妻が幾種類も準備してくれています。その中で私の一番のお薦めはこのローズヒップ。コロンとしたボタンのような形と大きさ。迫力あります。そしてもうひとつ。深紅の枝で奥さまが作る星☆も、ん〜カワイイ。講習会のようすはまた明日。

2012年11月28日水曜日

Needle Bee 通信 110

 時おり、冷たい雨がそぼ降る寒い日です。でもとんがり屋根の下はクリスマスリース用のモミ枝でとてもいい香り。 森林浴をしながらちくちく始めまーす。  
スタンプワークという手法でイチゴを立体的に刺繍して、こだわりのNeedle Book作製中だったMme. Sa 。ご自宅で仕上げて、今日はお休みでしたが写メを送ってきてくれました。野いちごの写真をお手本に刺繍をしただけのことはあって美味しそう。母貝でできた洒落たボタンの蝶々を飛ばして素敵に出来上がりました。開いた感じも是非みたい。週末のクリスマスリース講習会に持ってきてくれるそう。手に取ってみるのが楽しみです。Mme. Sa 効果か今日はNeedle Bookを作りたい方が続出。小さいけれど意匠をこらせることができる楽しみ大きいアイテムです。
お嬢さんのために眼鏡ケースを作り始めたMme. Oo 。彼女は兎に角布合わせが絶妙。ポップなプリントを上手に組み合わせます。初めて刺したというイニシャルもなかなか。キルト綿を合わせてキルト掛けを始めました。平面的な布がキルトされると立体的になりイキイキしてきます。布と布のつなぎ目には飾りステッチやビーズを飾る構想。若い女子にピッタリの眼鏡ケースになること請け合いです。
今日のスイーツは、リース講習会でクリスマスムードも高まってきたので、リンゴマフィンのクリスマスバージョン。レモンの利いたアイシングはまるで雪を降らせたよう。ラム酒につけた赤いクランベリーがクリスマスを連想させます。カラメルで煮たリンゴをたっぷり載せて、ずっしり重たいマフィンに。空いていたお腹も少しおさまったところで、もう一仕事いたしましょうか。

2012年11月22日木曜日

桜ヶ丘園芸さん便り48

 久しぶりの桜ヶ丘園芸さん便りです。
月に2回のNeedle Bee にとんがり屋根のお部屋を提供してくださっている桜ヶ丘園芸さん。二十歳になる娘がベビーカーに乗ってお散歩していた頃からのお付き合いですから、思えば随分になります。植物が何より好きで植物の知識をたくさんお持ちのご夫妻。そのお人柄にもひかれて、私たち夫婦揃ってお付合いいただいています。 めずらしい植物の育つお庭ですが、この季節になるとひときわ目をひくのがこれ。その名も「鬼柚子」。とにかくでっかい。一緒にいただいてきたかぼすが小さく見えます。この大きさの柚子が幾つも枝にぶら下がっている姿は壮観です。ちょっと太古の森のようです。今年はもう枝から外されてしまいましたが、興味のある方、来年是非どうぞ!

2012年11月16日金曜日

Yの小庭から93

 木々の葉っぱも色づいたりして、秋もだいぶ深まってきました。冬が少しずつ近づいている気配です。
この頃になると顔を出すのがこれ。原種のシクラメン。くるくるとゼンマイのように茎をのばして葉を広げます。陽当たりがあまり良くないので、ひ弱な感じですが生命力に溢れています。植えてから毎年芽を出しても花を咲かせないのがちょっとつれない感じ。でも季節を感じさせる我が家のレギュラー選手です。
生命力の強さを感じられるのはこちらも。10月にご紹介した実験長ネギ。いったん綺麗に皮をむかれ青い部分も切り落とされた、根だけ残こす長ネギをもう一度土に植えたらどうなるか?芯から青い部分をのばしてご覧のように。トカゲのしっぽが伸びるがごとく成長しています。大地のエネルギーを吸い上げるこんな野菜を口にすれば、元気になること間違いなし。
今一番ベランダで元気のいいのがレモンミント。暑い夏をじっと耐えてホッとしたと思ったら朝晩の冷え込み攻撃。それらをはねのけて葉を茂らせています。葉をさわるとレモンのような良い香り。レモンよりもレモンらしい香りだと思います。紅茶に入れればレモンティに。タップリ葉を摘んでハーブティに。クッキーに焼きこんだらレモンの香りがとばずに爽やかです。

2012年11月7日水曜日

Needle Bee 通信 109

 今日は暦の上では立冬。陽射しの暖かい小春日和でした。こんな日はやっぱりちくちくです。
秋からお仲間になってくれたMme. O 。Needle Bee 唯一の課題「糸巻き針刺し」を完成させました。私も含めた先輩メンバーにはない布合わせのセンス。とてもモダンでハイセンスな『糸巻き針刺し」になりました。真っ赤なボタンはポップなプリントに負けない存在感。次の作品はお嬢さんのための眼鏡ケース。楽しみです。
缶のリメイクを仕上げたMme. M 。本当に繊細なブルー系の刺繍を刺し終えて、いよいよ缶に貼っていきます。蓋はブルーのリボンでぐるりと一巻き。側面には幅広なレースをペールブルーの生地に重ねて貼ったら本当にエレガント。缶の内部もブルー系のリバティプリントを合わせて上品な仕上がり。クッキーの缶が素敵に生まれ変わった瞬間です。
たくさんのピースをつなげてフォトパネルを作っているMme. H 。ピンクの濃淡のプリントやアイボリーとピンクの無地を合わせて、女の子のお部屋にぴったりのアイテムになりそう。今日はキルト綿を重ねてしつけをかけました。いよいよキルト掛けです。無心で針を進めることの出来る作業過程。秋の夜長にぴったりです。
まだ本調子ではないけれど、針を持つ気持ちになるまでに体調が回復したMme. U 。今日はバリオンローズの続きを刺繍しました。この園芸店の奥さまでもあるMme. U 。本当にバラの花びらのバランスが絶妙です。「糸巻き針刺し」を完成させるまでもう一息です。プレゼント用にいくつか作っていましたが、これはご自分用2号になるのかな。
ニードルブックをつくるためにスタンプワークでイチゴを刺し終えたMme. Sa 。ワイルドストロベリーらしく大きくて真っ白な花、ちょっと丸くて小さめの実。写真を参考に刺すというこだわりよう。ぷっくり立体的なイチゴの実がみずみずしくて愛らしい。イチゴのプリントを合わせて針を納める小さな本型に仕立てます。
テトラポット型の針刺しを作ったMme. OoとMme. Sim 。更にはサシェにもアレンジ。マグノリアのポプリを入れて本当に良い香り。マグノリアは今まで使ったことがありませんでしたが、甘すぎず凛とした香り。みんなでどこで買ったのかと質問攻め。なかなか扱っているところがないのがたまにきず。今日マグノリアをサーチするアンテナが立ちました。
午後からは小さな巾着作りを始めたお二人。それぞれが二種類の布を組み合わせて作り始めてここまで完成させました。お一人はリボンを通して、もうお一人は共布で紐を作って通す。同じデザインでも個性の際立つ出来上がりになるでしょう。次回のレッスンの時に見せてくださいね。
今日のスイーツは栗のケーキ。旬の栗をタップリ焼きこみました。今日はペーストに加工されているものをつかったお手軽バージョン。本当は皮を外した実を使うと香りが良くて絶品になります。新潟の老舗和菓子店のお菓子やおかきの差し入れもあり、手芸道具に加え賑やかなテーブルになりました。

2012年11月2日金曜日

Yの小さな個展28

 しましま靴下用に段染めされたイタリア毛糸でリストウォーマーを編んだら、ちょっと可愛くなりました。♡のワンポイトはガラスビーズ。0号の極細棒針で編んだ目はしっかり詰まって風を通しません。首の名前のつくところを温めると健康にいいそう。そしてなによりおしゃれ。明日開催される文化祭の友人が出展するブースに置いてもらえることになりました。皆さんに気にいっていただけるかな。北欧生まれの防寒アイテム、この冬流行する兆し・・・流行らせたいな。
Needle Bee のロゴできました。夫のデザインですぅ。どうぞお見知りおきくださいますようお願い申し上げますっ!