2012年5月30日水曜日

Yの小庭から86

ここのところ天候が荒れ気味。いつまでも居座る寒気団の悪戯で雷や雹、竜巻も。  
 でも植物たちにとっては恵みの雨。特に大地に根を下ろし、大木に成長している木々は雨だけが生命の水。4月に「Yの小庭から80」でご紹介したマンション庭のシンボルツリーの今日です。1ヶ月ほど前は、新芽を芽吹いたばかりで枝の向こう側が見えていました。ざーっと降る雨に緑も一段と鮮やかに葉っぱを繁らせています。ウグイス、ホトトギス、ヒヨドリののど自慢大会が賑やか。この時期困る事が一つ。我が家の固定電話のコール音はホトトギスの声。電話かと思うと生演奏なんてことがしばしば。  
花名人はマンション内だけではなく、ご町内にも。マンション隣のお宅の垣根は、つるバラが満開です。根元を見ると茎は一本だけで5mにも枝を延ばしている古木です。良く剪定がされていてこれだけの花を色鮮やかに咲かせているのでしょうから、肥料もたっぷり施されているのでしょう。ご主人がなさることはわかっているのですが、手入れをしている姿をみたことがありません。さりげなさが憎いです。ご近所にはこのお宅だけでなく垣根につるバラを咲かせている家が何軒もあって、ちょっとしたバラの街。

2012年5月27日日曜日

Yの小庭から85

5月6日に植えた野菜たちの今日をお知らせ。
原種のトマトは虫にもそして水やり忘れが原因の水切れにも強い。小さな花をたくさん咲かせています。親指の爪よりも小さな実もつけ始めました。桜ヶ丘園芸さんのご主人の話では、この小さな実をたくさん成らせるとのことでしたから、本当に楽しみです。我が家はトマト好き。一年中、1週間に必ず1kgのフレッシュトマトに加えてトマト缶も食べています。このほんとうに小さなトマトだと一体いくつ食べる計算。
 トマト好きに加え、唐辛子も大好き。赤いの緑のちょっと辛いの激辛なの。トマトと唐辛子、ガーリックにオリーブオイル。この組み合わせをベースにしたお料理は失敗ないしぃ〜。こちらは、あまり辛くない青唐辛子。ちょっと獅子唐系の形です。1個だけの収穫。何を作ろうかな。
「親の意見となすびの花は千にひとつの徒はなし」が正しいらしいのですが、私が知っていたのは「親の意見となすびの花は万にひとつの徒はなし」。たぶん遠い昔親から言われたのが万だったのでしょう。だいぶ盛ってます。そうこれが、そのなすびの花。花が咲けば実が成るということは、近い将来まずは茄子一本。そうそうさっきのトマト、唐辛子、ニンニク、オリーブオイルに茄子を加えたら更に美味しい!「捕らぬ狸の皮算用」してしまいました。

2012年5月26日土曜日

Yの小さな個展25

6年目に入ったNeedle Bee のお教室は100回を迎え節目に。お教室の唯一の課題でもあり、針仕事の善きパートナーでもある糸巻き針刺しを新しく作りました。 選んだ生地は、リバティのMorning Dew と Maddsie 。プリントの名前のように、朝露を浴びたばかりの植物のようなみずみずしい感性で、いつもものを作っていきたいと思います。Needle Bee にちなんで真ん中には蜂を。
こちらは、これまでずっと針仕事をする私の傍らに寄り添っていてくれた糸巻き針刺し。15年ほど前にコンビを組んだ相棒。真ん中の針刺し部分は、数えきれない針を刺されて小さな穴だらけ。喜怒哀楽様々な感情で針を進める私のそばにじっと座って、なんでもお見通し。溝になっているところには糸くずやホコリがたまっていましたので、掃除機で綺麗にしながらこれまでの年月に感謝。とはいってもまだまだ引退ではありません。これからも新米とともに、私の傍に。

2012年5月23日水曜日

Needle Bee 通信 100

祝! Needle Bee 通信100号です。100回お集りをしたということになるのでしょうか。5年の間にお付合いくださった皆さま、ありがとうございます。これからもますます楽しいお教室になるよう200回目指して頑張りますっ。                         
 妹さんへのプレゼントに作っていた缶リメイクを仕上げていらしたMme. Ma 。もうひとつ増やして可愛い巾着も作っていました。デージーの刺繍が優しげでお人柄が出ているとMme. U 。しかし、今回Mme. Ma にちょっとした変化が。これまで淡いピンク系の色合わせが定番だったのに、この巾着はブルー系でまとめています。ブルーのシャンブレーに合わせたのはリバティプリントの定番NancyAnn。これはベリー類のプリントで、苺は赤の配色のパターンもあるのに苺がブルーの方をセレクト。これからどんなワールドを展開していくのか注目です。  
ご自分用のバネ口ポーチを完成させてもう使っていらっしゃるのはMme. Si 。毎日持ち歩く小物を黄色系でまとめてつかうたびに元気になれそうです。中身はなぁ〜に?と尋ねる私たちに、ハンドクリームにリップクリームに・・・と潤い系がぞくぞく。そうよね、私たちには必需品ね。と妙に納得。使うたびに元気と潤いを補充してくれるこのポーチ、最強です。次はお揃いテイストのペンケースを作ります。
続けて糸巻き針刺しを作っているMme. U 。いよいよピースをつなぎ始めました。本当に素敵な布合わせです。黄色の無地のところにはきっと刺繍をすることでしょう。だって今日、バリオンローズステッチのおさらいをしていましたもの。これまで自信がなかったそうですが、ちょっとしたコツをお教えするとご自分でも納得の出来映え。きっとバラをたくさん咲かせるでしょうね。あまりに楽しそうなので、私も自分用にと15年位ぶりに糸巻き針刺しをつくるつもり。                                         缶のリメイク用に刺繍図案を写し終えたMme. Sa 。大変でしたね。と図案写しは苦手な私が言うと、こういうの大好きなんですぅ〜、と返ってきました。よしっ!何かの時は彼女に頼もっ。                                             
 今日のスイーツは完熟バナナのパウンドケーキ。今までバナナ系のケーキはあまり得意ではなかったのですが、今回はまあまあの出来。前回のレッスンの後にMme .Sa に連れて行ってもらった雑貨屋さんのご主人が焼くバナナケーキに触発されました。そうやっぱり美味しいものを作るには美味しいものを食べてみなくては。世の中のご主人にお伝えしたいメッセージ。

2012年5月21日月曜日

Yの小庭から84

バラの季節ですね。桜がおわって新緑の緑が濃くなってくる頃、お待たせしました、とばかりに花を咲かせます。そうやっぱりバラの美しさを引き立てるのは緑です。
女性の年齢を話題にするのはマナー違反かもしれませんが・・・。干支で数えると私とちょうどふたまわり年上のMme. Oは、マンション同じ階の3軒向こうのお部屋の主。ご自分でも自然にベランダをお庭とおっしゃる彼女のベランダは、植物たちのパラダイス。そこで育てられた植物たちは、このブログにこれまで何度かご登場いただきました。ちょっとお届けものなどすると、丹誠こめて育てた季節のお花を切って小さなブーケにしてプレゼントしてくださいます。昨日はこの黄色いバラ。我が家のベランダからも借景で黄色いお花が見えていました。葉っぱには虫に食べられた跡もないし、色もはっきりしていて鮮やかです。何もしていないのよ、と微笑んでいますがいつもベランダに人影があります。挿し木で増やして、今年はたくさん花が咲いたのでポプリにして枕の下に入れようかと思っているんですって。もう脱帽っ!
 お返しに我が家のバラも差し上げたいっ!ポプリも作りたいっ!しかーし、現実はほど遠い。我が家にきて8年目のバレリーナ。今年も花を咲かせ始めました。Mme. Oのバラと何かが違う。葉っぱの緑も花の色の綺麗さも劣ります。手を掛けただけの花しか咲かせないのがバラ。花の時期になると毎年、ごめんなさいと思うのですが、次の年も繰り返し。人生の先輩であり、女性としても尊敬できる、そしてガーデニングの達人。Mme. Oの今の歳になった時に、ふたまわり年下の誰かにこんな風に思われる人になっていたいな〜と思います。そう、思っているだけではだめですね。不言実行。ちなみに、私にケーキを焼く楽しさを教えてくれたのもMme. O。こちらは続いています。

2012年5月19日土曜日

Yの小さな個展24

今日は私にとっての復刻作品をご紹介。
 この形何に見えますか?性格判断じゃあありませんよ。ちょっとユーモラスなフグに見えませんか?これは今から40年ほど前の昭和の時代に、レザークラフトを習っていた母がフグのお財布といって作っていた形。たくさんのコインが入って便利なお財布でした。時は流れ革の脂は抜けてちょっと使える状態ではないお財布を見つけ、布で作ってみる事に。革のリボン紐で綴じてあるところをほどいて展開図に。名前の由来に納得です。
 革のリボン紐で綴じられていたところをバイヤスリボンで。そうそうこの形。懐かしいフグのお財布が復活しました。素材が革ではないのでお金を入れるにはちょっと頼りない。何を入れたらいいかな。とにかく「フグポーチ」と改名することにいたしましょう。立体的なので小さいながらもたくさん入ります。そしてなぜか形が崩れない。アクセサリー入れにしたりお裁縫道具を入れて持ち歩くのにもよさそう。復刻された新生「フグポーチ」。ピッタリあう使い方を見つけましょ。そして、元祖「フグのお財布」制作者の母にも報告しなくてはね。

2012年5月14日月曜日

Yの小さな個展23

今日は私のお誕生日。家族や友達からお祝いの言葉をいただいて、朝から幸せな気分。映画評論家の淀川長治さんは、「お誕生日はこの世に生んでくれたお母さんへ感謝する日」と話していらした。とても素敵な考え方だと思っています。
 それでは、母へ感謝を伝える電話を・・・と思っているうちに、先制攻撃の電話が。いくつになったか確認をして、「その歳になるまで何事もなく元気でいられてすごいことだわ!」と30歳も年上の母からの言葉。「いや〜30も先輩からみたらまだまだです」と苦笑。手芸が好きな母のおかげで、今の私が存在するのはまぎれもない事。これは私が小学校の4年生頃に初めて編んだレースのドイリー。回りのフリフリを入れても直径15センチにも満たない小さなもの。先日、実家に帰った時に花瓶の下に敷かれていたのを発見。母に教えてもらいながら時間をかけて編んだ事を思い出しました。綺麗にお洗濯もされていて嬉しい再会。母は日常の中でいろいろな手芸を自然に教えてくれました。
 永い年月が過ぎた今でも、レース編みは好き。この季節になると編みたくなります。付け襟を編みました。レースは白いとの固定概念のせいか白い糸で編み始めましたが、編んでいるうちにベージュぐらいの方が良かったかなと。顔回りがちょっとまぶし過ぎ。いや、レフ版代わりに白い大きめのレースの襟を使いますかっ!今年はレースやフリル、マカロンカラーやシャーベットカラーなどのガーリーな感じが流行り。30年経っても針を持つ事を楽しんでいられるように、アンチエイジングで行きます。

2012年5月12日土曜日

Yの小さな個展22

 これは、だいぶ前にNeedle Bee のスイーツでもお馴染みのさっちゃんと一緒に作った夢のアトリエ。二匹のくまはもちろんさっちゃんと私。当時はテディベアも作っていたので自分たちで作りました。体調15センチほどのくまさんのアトリエです。夫たちの協力で床やテーブル椅子など木工部分もすべて手作り。普段はほこりにならないようにアクリルケースに入れてありますが、今日は久しぶりに外気に出して記念撮影。
 編み物をしているのは、さっちゃんぐま。編棒は竹串で本当にさっちゃんが編みました。机の上は今買ったばかりの毛糸を紙の袋から出して早速編み始めた場面が。当時毛糸はホビーラホビーレで買っていて、本当に入れてくれる紙袋を縮小コピーして再現。さっちゃん夫婦は本当にこういうこともお得意。編み物雑誌の「毛糸だま」もミニチュアサイズに。もちろん傍らには珈琲とクッキー。毛糸を入れておくバスケットもあります。
 ピースワークしたトップとキルト綿、裏布を合わせてキルト掛けをしているくまは私。そのころ、本当に縫っていたピースワークと同じ生地を使って縫い合わせ、一番小さな刺繍枠をキルト枠に見立てました。実は原寸大のキルトは仕掛かりのままお蔵入りになっています。いつになったら完成するかな。二匹ともビーズ付きのレースの襟をつけ、パールのピアスだってしています。
テーブルにはくま型のピンクッションやピースワークのデザイン帳に色鉛筆(これは爪楊枝に色を塗って制作)。いつも使っているカットボードやデュアルデューティの糸なども。このボードはいつも本当に使っていたボードを壊してさっちゃんが作ってくれたもの。ちいさなハサミやランプ。ディテールにこだわって作った楽しい時間の感覚が甦ります。
 まだまだストーリーは続きます。コート掛けには帽子とバッグ、それから焼きたてのフォションのパンも(もちろんあのフォションの紙袋も縮小して作りました)。同じ部屋で積み木や絵を描いて遊んでいた子供たちと、大工仕事をしていた夫たちは連れ立ってお出かけ。当時、幼稚園生だった子供たちを連れてパパたちは動物園やプールに行っていましたっけ。お留守番の私たちにはこんなアトリエがあったら素敵ね、なんて話しながらちくちくする穏やかな時間が流れていました。          時は経って夢の実現はありません。でも針仕事の楽しさは今でも変わらず。そしてアトリエの夢もまだ持ち続けています。

2012年5月11日金曜日

Yの小庭から83

雷に豪雨やヒョウ、突風、竜巻とお天気はご機嫌悪し。そんな陽気に植物たちも戸惑っている様子。今年は春の花の開花が遅いような。例年、今時分には咲いているバラがまだ固いつぼみのままです。
 この花をみてすぐにお分かりの方は、かなりの植物通。このシックで楚々とした(滋味でちょっと貧相な)花は、以前ご紹介した波平さんのトレードマークのようにつぼみを伸ばしていたセダム(多肉植物)。セダムにありがちな派手な花を咲かせるかと思いきやちょっと山野草のような風情も。
 同じセダムの仲間の花アロエもほんとうに小さな花を咲かせました。小指の爪ほどの花を良く見ると、本当に綺麗な造作です。アールヌーボーのランプのよう。小ささ故の美しさかも。こうしてみると普段見逃しているものがたくさんあるのだと気づかされます。
小ささでは負けていないタイム。たくさんの種類のある香りのよいタイムですが、この品種はオレンジの香りがします。タイムは乾燥にも虫にも強いのでお薦め。手抜きの我が家向きです。
香りつながりではこちら。センテッドゼラニウムを2種。化粧品の香りにも使われているセンテッドゼラニウム。柑橘系の香りやローズの香り、ちょっと渋めのシナモンのようなスパイシーな香りがするものまであります。
 本当はヨーロッパの窓辺を飾るような真っ赤なゼラニウムが好きなのですが、あちらは香りがあまり良くない。花を選ぶか香りを選ぶか悩むところです。いずれにしても、ゼラニウムは虫にも病気に強いので大好きです。
 強いと言えばこれ。原種のイングリッシュデイジー。こちらも直径2センチ足らずのちいさな花です。桜ヶ丘園芸さんの奥さまによれば、イギリスに行った時に見た草原に自生していたデイジーはこれだと。ん〜かなり我慢強いとみた。我が家の陽当たりの悪い場所でも成長してくれるかな。

2012年5月6日日曜日

Yの小庭から82

黄金週間も今日で終わり。明日からまた平常営業です。悲しいような嬉しいような。
 先日、桜ヶ丘園芸さんから持ち帰った野菜たちを夫が植えました。こちらは、原種のトマト。昨今トマトブームで、すっかり脚光を浴びているトマト。たくさんの種類や育て方がメディアで紹介されています。でもやっぱり原種に魅力を感じます。もう青い実を付けていますが、この品種は小さな実をたくさん付けるのだそうで最盛期には一度の収穫で小さなボール一杯はいけると。これは期待できそうです。
こちらは、長茄子。水茄子や小茄子など他にもナス苗はありましたが、桜ヶ丘園芸さんのご主人の説明では、この「庄屋長なす」が一番作りやすいと。そして何より40センチにもその実は長く育つのだそうです。メジャーでこれぐらいかなと示してくれたその大きさに、これにすると即決です。あとは夫の育て方次第。頼みましたよ。
 あと夏野菜で外せないのは、青唐辛子とピーマン。本当は辛〜い青唐辛子が良かったのですが、市場的には辛くない満願寺や伏見が好まれている様子。で、獅子唐系ではなく一番青唐辛子らしい品種を。ピーマンはレッドピーマンを選びました。今年の生育はどうかな〜。たくさんなるかな〜などと算段する今が一番楽しいときかも。         懲りずに今年もグリーンカーテンに挑戦します。今年はゴーヤでもインゲンでもなく植えるのはパッションフルーツの仲間。美味しい小さな実をたくさんつけるという、ご主人が水レモンと呼んでいた品種を。今月中旬には苗が入荷予定。

2012年5月5日土曜日

Yの小さな個展21

ゴールデンウィークも明日1日。来月の公演にむけてお休みなしの娘の帰りが遅く、連休の間、お夕飯を家族揃って食べることができませんでした。夕べは久しぶりにお夕飯の時分に帰ってこれるとの情報に、なぜか急きょ「母の日」の前倒し。
 日中、お買い物に出掛けるのに付けた日焼け対策の手袋が、ちょっとほつれているのを発見。夫に見せると買ってくれるとのこと。他の用事で行ったM印で目についた麻混の手袋をついでに購入。日に焼けないように気遣ってくれたのね!と喜んだのもつかの間。今日は揃ってご飯だから、少し早いけど「母の日」にしよう、と夫の提案とともにこれが娘と夫からのプレゼントだと。え〜!!!でも有難く頂戴しましたよ。
 なんだか味気ないプレゼントの手袋。眺めていましたが、リメイクすることにしました。ちょうど買ったばかりのバラ柄のレースがぴったりじゃありませんかっ。これでテンションは一気に上がりました。イニシャルをいれてツル薔薇の枝を伸ばしてと。手を通してみてにんまりご満悦。もちろん夫たちの顔の前に手をかざすのも忘れません。
 「母の日」なのにお夕飯はいつものように私がお料理。ま〜仕方ないわね。とあきらめていると、食後のデザートがありました。私の好きなプリムヴェールのチョコレートケーキ。こちらのチョコ系のケーキは絶品です。家族の気持ちを一緒にいただいたので、特別美味しかったのでしょう。・・・ということにしておきましょう

2012年5月2日水曜日

Needle bee 通信 99

今日はゴールデンウィークのちょうど中日。家族と過ごすことから離れてNeedle Bee でしばしプライベートタイムを楽しみました。
 缶のリメイクを完成させていらしたMme. M 。バラとレースでなんてラブリーなんでしょう。男の子を3人もつママではこんな可愛らしいセンスを発揮する機会もあまりなく本当に残念。でももう数年したら可愛らしいお嫁さんにプレゼントなんてシーンに遭遇できるかも。まずは妹さんに同じデザインで飾った缶をプレゼントする予定。姉妹がいることに憧れます。
 ご自分用のバネ口ポーチがもうすぐ完成するのはMme. Si 。パッチワークに使ったリバティプリントを裏地にも使います。初めて刺したバリオンローズの出来映えにちょっとご不満そうでしたがなかなかですよ。蔓をのばした枝にはスワロフスキーのガラスビーズが朝露のようにきらきら。黄色系の布合わせがお陽さまのように元気印のMme. Si のイメージにぴったり。何をいれるのかな。
 ちょっと大きめのまあるい缶をリメイクするMme. Sa 。白とグリーンを基調にしたお花のリースを刺繍して真ん中にはイニシャルをデザイン。今日は図案を写す準備をしました。布合わせをしたり刺繍をしたりすることに比べると地味なお仕事。Mme. Sa もなかなかはかどりません。でも進むにつれて完成青写真がみえてきたご様子。いいかもとスピードがあがってきました。図案写しは私も苦手な作業。で、それを解消するするために直に刺し始めてしまいます。
 先週、叔母さまへのプレゼントの糸巻き針刺しを作っていたMme. U 。この一週間の間に完成させて発送!実物が見られなくて残念!!携帯で撮った写真を見せてもらったらなんて素敵な出来映え。先週刺したイニシャルに加えてバラや小花の刺繍もほどこしてありました。すかっり糸巻き針刺し作りが楽しくなったMme. U はもうひとつ作りますと宣言。生地選びを始めました。もちろん回りが黙って見ているはずもなく、盛り上がります。南仏をイメージした色合わせは、オレンジ色のリバティに黄色のスラブコットンを。リバティプリントで使われているブルーをバイアステープに。
 今日のスイーツは紫外線が強くなってきたこの季節にぴったりの焼き菓子。名付けて「アンチスポッツケーキ」。 1日2杯以上珈琲を飲んでいる人はシミが少なく、シナモンも美肌にはよいと先日小耳にはさみました。以前から焼いている「シナモン珈琲ケーキ」がぴったりじゃありませんか。珈琲とシナモンをたっぷり入れて香り高い焼き上がり。もちろん珈琲も一緒にいただいてみんなで美肌になっちゃいましょ。

2012年5月1日火曜日

Yの小さな個展20

今日から5月。ゴールデンウィークをいかがお楽しみでしょうか?我が家は大学生の娘が毎日学校へ。カレンダーどおりにお休みしていては授業数が足らなくなるらしく平常授業です。加えて6月本番の公演準備もあり、今朝も5時起きで出掛けて行きました。私達も遠出をするわけにも行かず、早起きしているので1日が長い。で、このお休みは夫とちょっとお部屋の模様替えをすることにしました。
20年ほど使っている椅子。4脚のうちレザー部分がすり切れてしまっているものも。愛着があるし捨てるには忍びない。張り替えに挑戦してみることにしました。アメリカのホームドラマのDIYさながらです。ホチキスの親分のようなタッカーを早速買いに(夫担当)。私はデットストックになりつつある生地の中から使えそうなインテリアファブリックをセレクト。
 やってみたら意外と簡単!座面を外してそのまま上から生地をかぶせて、よき加減で四隅からひっぱり座面裏側で留め付けます。ここでタッカー大活躍。ガッチャンガッチャン面白いように留ります。丁寧にしようとすれば裏側にも生地をはれば美しい仕上がりになるのでしょうが、そこは素人仕事。いい、いいこれで。ついでに同じく20年選手のソファのカバーも掛けかえました。もう20年いけそうです。