2012年5月14日月曜日

Yの小さな個展23

今日は私のお誕生日。家族や友達からお祝いの言葉をいただいて、朝から幸せな気分。映画評論家の淀川長治さんは、「お誕生日はこの世に生んでくれたお母さんへ感謝する日」と話していらした。とても素敵な考え方だと思っています。
 それでは、母へ感謝を伝える電話を・・・と思っているうちに、先制攻撃の電話が。いくつになったか確認をして、「その歳になるまで何事もなく元気でいられてすごいことだわ!」と30歳も年上の母からの言葉。「いや〜30も先輩からみたらまだまだです」と苦笑。手芸が好きな母のおかげで、今の私が存在するのはまぎれもない事。これは私が小学校の4年生頃に初めて編んだレースのドイリー。回りのフリフリを入れても直径15センチにも満たない小さなもの。先日、実家に帰った時に花瓶の下に敷かれていたのを発見。母に教えてもらいながら時間をかけて編んだ事を思い出しました。綺麗にお洗濯もされていて嬉しい再会。母は日常の中でいろいろな手芸を自然に教えてくれました。
 永い年月が過ぎた今でも、レース編みは好き。この季節になると編みたくなります。付け襟を編みました。レースは白いとの固定概念のせいか白い糸で編み始めましたが、編んでいるうちにベージュぐらいの方が良かったかなと。顔回りがちょっとまぶし過ぎ。いや、レフ版代わりに白い大きめのレースの襟を使いますかっ!今年はレースやフリル、マカロンカラーやシャーベットカラーなどのガーリーな感じが流行り。30年経っても針を持つ事を楽しんでいられるように、アンチエイジングで行きます。

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