2011年2月28日月曜日

Yの小さな個展15

 子供の頃の宿題もイヤなものでしたが、宿題のなくなった大人になって自らに課した事柄をクリアしていくことも大変。それは年頭にたてた目標の一ヶ月に一つの作品を残していく事。カレンダー二枚目で危ういところでした。今月は、ジャムを煮て春の訪れを感じたのでやはりお題は「イチゴ」。今までにやってみたことのない手法で刺してみることに。新しいことへの挑戦です。

 イチゴは以前からやってみたかったスタンプワークで刺しました。中に羊毛をいれてぷっくりと仕上げると本当にイチゴらしく。季節は違いますがベリーも2種類一緒にデザインしました。昨年たくさん実をつけた木いちごを思い出しながらビーズで立体的に。ブルーベリーはウッドビーズに刺繍糸を巻き付けましたら、思わずつまんでみたくなるほどそっくりに。Yucoさんにプレゼントされたラビットファーのタッセルにヒントをもらいました。これも1月の「うさぎ」と同じように缶のリメイクに使うつもりです。

2011年2月23日水曜日

Needle Bee 通信 79

 今日は日中、暖かい日でした。桜ヶ丘園芸さんご夫妻はお出かけでしたが、とんがり屋根のお部屋をJR.が整えてくださり、Needle Bee 開催です。

 おさとのお母さまからのリクエストで暖簾に刺繍をしているMme. Ma 。蔦に紫色の実をみのらせた図案がお抹茶色の紬地にぴったりです。行ったり来たりでくぐる暖簾ですから裏も綺麗に仕上げたいもの。サテンステッチで刺した紫色の房の実もだんだん手が慣れてきたご様子。ぷっくりとたわわに実っている感じが表現されています。
 


 春一番が吹いたみたいに登場してお帰りになったMme. Si 。短い時間の中でバネ口ポーチの型紙を写しました。ご自分のポーチを作るそう。きっと時間のお教室までにデザインをねっていらっしゃることでしょう。

 今日のスイーツは「きらきらハートのマドレーヌ」。のつもりだったのですが、焼き上がりはどうみても明太子のおにぎり。構想は赤のクリスタルシュガーがきらめくハートのはずでしたがちょっと出来上がりにガッカリ。ストロベリーパウダーももっといれれば良かったかも。でもレモンの酸味とバターの香りがよい、お味はまあまあの焼き菓子になりました。

2011年2月18日金曜日

Yの定番6


 立春がすぎると出回ってくるのがイチゴ。今年最初のイチゴジャムを今日、煮ました。さっと水洗いして水気を丁寧に拭き取り、お鍋に素製糖をふりかけしばらく休ませます。イチゴの水分が出てきたら点火。アクを丁寧にすくって仕上げます。小ぶりなイチゴで作るコンポートスタイルが我が家流。最近はコンフィチュールとシャレた言い方が流行り。レモンを種ごとぎゅっと絞り、香り付けにリキュールも。パンにヨーグルトにお菓子作りにも大活躍。春を感じる定番です。

2011年2月14日月曜日

Yの小庭から71


 多摩地方に雪が積もりました。マンションの庭に育つ2本の大木もすっかり雪の花を枝に咲かせました。夜桜ならぬ夜の雪景色をベランダからパチり。雪が積もるとわくわくしたのは子供の頃の話。明日のお出かけがちょっと憂鬱です。
 
 バレンタインデーの今日、雪の降る真っ白な静かな夜となりました。素敵な演出かも。

2011年2月9日水曜日

Needle Bee 通信 78

 今日は、雪が降ったかと思うと春めいたりと1日のうちで季節が行き来しました。節分、立春と暦は春へと。寒さももう少しの我慢ですね。

 お母さまのリクエストで暖簾を作り始めたMme. Ma 。お抹茶色の暖簾に実のなる蔦を刺繍し始めました。紫色の可愛らしい実と生命力あふれる緑色がとてもマッチしていて素敵です。出来上がりをお部屋に掛けて暖簾をくぐるたびにきっと離れて暮らすお嬢さんの事を思うのでしょう。




 Mme. H がお嬢さんのために作ったPasmoケース。もうすっかり愛用してくださっているんだそうです。ころんとした四角形がとても可愛らしくて小さな手に馴染むのでしょう。次はアクセサリー入れに取りかかりました。アウトラインステッチで仕上げる小さな薔薇は簡単だけれどオールドローズのように幾重にも花びらが重なります。



 東京ドームで開催されたキルトショウに行って刺激を受けたMme. U はティーコゼ作りの針が進みます。もう少しで両面のキルトステッチが終わります。素敵なティーコゼになること間違いなしです。Needle Bee の仲間全員が出来上がりを注目しているんです。




 今日のスイーツは、バレンタインデーも近いので「バチディダマ 貴婦人のキス」。アーモンドプードルを焼きこんだ生地は香りよく歯触りもさくさく。チョコをはさんで甘さもたっぷりで珈琲との相性もぴったり。