2013年6月26日水曜日

Yの小庭から103

 梅雨空の続く東京地方。
 我が家のベランダから夏野菜の女王、トマトの今日の様子をご紹介。早いとこカラッと晴れてくれるといいな!と思うトマトと私です。



2013年6月19日水曜日

Needle Bee 通信 125

今日は雨降りの予報でしたが、お天気もちました。お教室の日は雨を降らしたくありません。
仕掛かりだったポーチの脇を縫っていよいよ完成間近。もう完成形が見えました。あとは中袋を縫い留めれば出来上がりです。丁寧な仕事をするMme. M 。緻密な性格はお血筋なのでしょう。今日は妹さんのボビンレースの作品と作業途中の様子を写メで見せていただきました。100本以上のボビンを操って織っていくボビンレース。そのボビンとピンの多さに圧倒される写真で、お会いして直に作品を見せていただきたいと思いました。



4月からneedle bee のメンバーになったMme. I 。糸巻き針刺しをこんなに作っていました。猫ちゃん好きの彼女の作品には、必ず動物のプリントが入っています。ボタンもキティちゃんにうさぎさん。癒しの雰囲気があって和みます。



家庭学習は糸巻き針刺しだけに止まりません。お土産にいただいたという黒猫のアプリケ付きのハンドタオル。ちょっと縫ってなんとサングラスケースに。かさばるサングラスケースよりずっと使いやすい。そしてもう一ついいことが。タオルですからレンズをすぐに拭くことができるのです。もう脱帽です。




そして今日からは、わちふぃーるどダヤンのパーカーをリメイク。まずはシルエットになっているしっぽの輪郭に飾りステッチをしてビーズを飛ばします。写真では再現できていませんがとても綺麗な色のパーカー。シミを発見。じゃあレースで縁取っちゃいましょう。出来上がりが楽しみ。オリジナルよりずっと素敵になりそう。




今日から、メンバーの平均年齢をぐーんと下げてくれるお仲間が増えました。ところが久しぶりにやってしまいました。そうっ!作品の写真を撮り忘れました。作り始めたのは糸巻き針刺しでベリー類のプリントに向日葵を思わせる黄色い小花。この季節にぴったりのフィーリングの布合わせ。次回のアップをお楽しみに。


今日のスイーツはオーソドックスにチョコチップクッキー。新しいオーブンレンジでケーキ類を焼くのはちょっと自信がないので、まずはこの辺りから。天板2枚で一度に焼けるのであっという間です。これからこのオーブンを使って、珈琲に相性のいいお菓子ご紹介していきます。

2013年6月17日月曜日

Needle Bee 通信 for childs


父の日の昨日、雨上がりのお昼過ぎ小学生の女の子がneedlebeeに来てくれました。
Hちゃんとの針仕事はこれで2回目。きちんと説明を聞いてくれて、一度教えたことは忘れない優秀な生徒さんです。
 



今回製作したのはこれ。「移動式ポケット」といって、ハンカチやティッシュ入れでジュニア世代で流行っているそうなんです。全然知りませんでした。手作りされたものがネットで販売されていたり、手芸用品メーカーからキットが販売されていたりするほどホットなアイテムです。
 
簡単にデザインをして型紙をつくってみました。生地選びはHちゃん。ラベンダー色の綿麻の無地に、同系色のプリントを2種。とっても素敵で私好みでもあります。テンション上がります。表にポケットをひとつ。開けるとティッシュケースともうひとつ隠れポケットを付けました。それをボトムスのベルトにクリップで留めて使います。

出来上がった「移動式ポケット」を大事にバッグに入れてパパと帰る後ろ姿がとても素敵でした。そんな娘さんと一日過ごしたパパにとっても最高の「父の日」になったことは間違いありません。

2013年6月12日水曜日

Yの定番25


 こちらは20年間我が家のキッチンで働いてくれたオーブンレンジ。家電製品は、どんなに旧式でも省エネじゃなくても壊れるまで使うのが我が家の定番。前回のNeedle Bee のお教室で皆さんにお出ししたレモンのパウンドケーキを焼き上げたところで動かなくなりました。本当によく働いてくれました。明後日金曜日に、粗大ゴミに出します。綺麗に拭き掃除をして、玄関への花道で記念撮影をパチり。毎朝のお弁当作りに、そしてお菓子作りに初心者のうちから良く付き合ってくれました。ありがとう。

 こちらがこれからお世話になるオーブンレンジ。今日、届きました。機械操作が苦手な私の家電製品を選ぶ際に決め手となるのは、なるべくシンプルな機能のものである事。そして加えて今回のポイントは天板が一度に2枚使える事。クッキーを大量に焼く時に便利だからです。先代に比べて容量が1.5倍ぐらい大きくなっているのに、外回りの大きさは前のものよりコンパクト。今まで置いていたところにすっきり置けるかどうかなんて心配したのは取り越し苦労でした。これからまた長い間お世話になります。来週の Needle Bee sweets は何にしようかな。週末にならし運転してみましょう。

2013年6月7日金曜日

愛しきお裁縫道具たち11



Needlework に必要なもの。針に糸、布、そしてハサミ。
Needle Bee のお教室でもそれぞれが思い思いのハサミを使っています。ふっとテーブルの上を見たら、コウノトリが三羽。デザインも大きさもちょっとずつ違いますが、コウノトリのハサミです。くちばしが開いて糸を切ってくれます。ハサミの機能はもちろん切れれば合格ですが、でもやっぱり小物にもこだわる。そんなことも針仕事をする時間をより楽しくしてくれるように思うのです。


この2丁は、SAJOU MAISON という1830年代に設立されたフランスの手芸用品会社で売られていたハサミの復刻版。もうその会社はありませんが、SAJOU コレクターのフランス人女性がメゾン サジューを現代に甦らせました。1800年代に活躍したSAJOU さんというフランス人男性は、刺繍の図案や手芸用品などの創作をして、素敵な作品を多く残した方。これらのハサミも当時のものを再現しています。


上はVersailles(ヴェルサイユ)、下はLievre(野うさぎ)という名前が付けられています。そんなところにも惹かれます。
どんどん復刻モデルが世に出ていて、もう欲しいものばかり。200年の時を経てフランスと日本の針仕事愛好家が繋がっています。




フランスのハサミだけが良いわけではありません。もちろん日本にも素晴らしいハサミが存在します。やはり1800年代に作られた裁ちばさみ。西洋から入ってきたハサミは機能的には優れていましたが品質には満足できなかった日本人。当時の刀鍛冶が研究製作したものを引継いで今日まで作り続けているのが庄三郎の裁ちばさみ。とにかく刃が布にすい付くようにして切れていきます。結婚する時に母がお裁縫箱に入れてくれたもの。一度も研ぎに出していないので近いうちに。

2013年6月5日水曜日

Needle Bee 通信 124


梅雨の中休み・・・なんて天気予報では言っていますが、東京地方まだ梅雨入りもちょっとあやしい。今日も夏を思わせる日になりました。Needle Bee も熱気とともにテンション高めではじまりはじまり。
フォトボードを完成させたMme. H 。ピンクとオフホワイトの組み合わせがとってもキュート。お嬢さんたちの写真が飾られて更に華やかになることでしょう。白いグログランリボンがクロスしているところには、小さなパールビーズが留め付けられています。とんがり屋根に置かれていたアイアンの白いスタンドに立てかけたら、あらぴったり!早速同じものを注文してもらいました。暮らしの中に自分好みのアイテムを作って使う。心の豊かさってこんなところにもあるのでは。


ポーチにリボンと同じ色のファスナーを縫い付けたのは、Mme. M 。脇を縫って、中袋をまつり付ければ完成です。リバティプリントとリネンの組み合わせがとてもナチュラルです。お花のプリントのひとつをモチーフに刺繍したら、グンと格が上がりました。これも手作りならではの楽しみ。どのお花を刺繍しようかな、糸の色はこれかな、リボンはファスナーはパーツのひとつひとつを吟味します。どれも楽しい瞬間です。


棒針ケースも完成まであともう少しなのは、Mme. Oo 。同時進行のペンケースの方は完成させました。でもボールペンを1、2本入れるつもりのペンケースはもっと浅い方がいいかもと思った彼女。じゃあ底を切って小さくしましょうか。ともう完成したものにハサミを入れる提案をする私。すかさず横から眼鏡ケースにしたらと新提案をしてくれる方が。入れてみたらぴったり!眼鏡ケースも実は作りかけていましたが、そちらをペンケースにアレンジしても。そんな柔軟な変更も手作りならでは。


ティーコゼを作っているのはMme. Oi 。トールペイントを施したティーセットに合わせて作ります。特注のプリント生地は磁器に描くモチーフと同じ柄。今日は飾りステッチをしてミッドナイトブルーのクリスタルビーズを留め付けます。綺麗なカットのスワロフスキーはきらきらととても輝きます。
完成してテーブルコーディネートされたテーブルはとても素敵になるでしょう。楽しみです。




同じくティーコゼを作成中のMme. S 。品の良い色とバラのプリントの組み合わせ。今日はバラ柄のレースを縫い付けました。まだまだいろいろと飾りが付けられそうです。思いっきりビクトリア風に仕上げてもらいたいと思うのは私だけでしょうか。ご自分で描いたティーセットと一緒に置かれたテーブルは貴婦人のティータイムになるでしょう。





今日のスイーツは、レモンのパウンドケーキ。振り返ってみるとこの時期出番の多いケーキ。レモンの皮を混ぜ込み、焼き上がりにたっぷりのレモン汁を回しかけます。レモンの爽やかな香りと酸味でパンチがあり、暑さにまだ慣れていない身体にしみわたってシャキっとする感じ。そろそろ国産レモンも終了する時期。是非手に入るうちに召し上がれ!