2008年4月29日火曜日

桜ヶ丘園芸さん便り20

 今日は『昭和の日』で国民の休日。大型連休で旅行にお出かけのご家族も多いのではないでしょうか。わが家は、夏野菜の苗を桜ヶ丘園芸さんの花壇に植えました。爽やかなお天気で畑仕事日和です。
 植える苗は、
 島とうがらし
 万願寺とうがらし
 伏見とうがらし
 純白ゴーヤ
 長なす(黒陽、とげなし)
 キュウリ(夏スズミ)
 トマト(ナツミ、アイコ)
 ピーマン(ニューエース、フルー ピーレッド/イエロー)
の12種17本に決めました。


 日曜日に大量のスペシャル堆肥を混ぜ込んである花壇の土はふかふかで、苗を植えて根元を押さえるとすごい弾力。とにかく実付きの良さは折紙付です。プラスつるを伸ばすゴーヤ、トマト、キュウリなどには特別な仕立て方があるそう。これから夏に向けて成長に合わせた育て方を教えていただきます。

2008年4月28日月曜日

桜ヶ丘園芸さん便り19

 桜ヶ丘園芸さん4番目の花壇はお野菜ガーデン。そして実習野菜畑でもあります。夏野菜の苗が多種登場するこの季節に、ご主人は私達のリクエストも聞いてくれて苗を着々と揃えてくださっています。
 そうやっぱり育てるなら食べられるもの、そして豊作がいいに決まってるっ!なんて遠慮と責任のない発言にご主人は付き合ってくださって、スペシャル堆肥を調合。小品盆栽の弟子でもある力仕事担当の夫が花壇の土に混ぜ込みます。沢山実を付ける秘策をこれから夏に向けて教えていただきます。

 今、花壇に植えられるのを待っているスターは5種。右から万願寺とうがらし、島とうがらし、純白ゴーヤ、伏見とうがらし、そして長なす。今日また新顔の夏野菜が入荷するよと昨日ご主人が予告していましたっけ。明日の「昭和の日」にいよいよ花壇に植え込みます。

 花壇の周りでわいわいやっていたら、お出かけだった奥様がお帰りになりました。そして見せてくださったのがこのポーチ。そうこの間のお教室で作り始めたポーチです。3種の生地をテープ状に切ったところまでだったのに、その夜遅くまでかかって一気に完成させていたのだそうです。もう脱帽です。爽やかなセージグリーンと小さなバラのプリントが綺麗にマッチング。収穫したスナックエンドウも一緒にパチリ!

2008年4月23日水曜日

Needle Bee 通信 24

 今日は本当に気持ちのよいお天気でした。4月の雨の多さは少し異常で、ここ100数十年間の中で一番降っているのだそうです。やはり地球は少し悲鳴をあげているようです。
 でもこの桜ヶ丘園芸さんはやっぱり秘密の花園。先日4つ目の花壇をすぐ前に作った道具小屋にもハンギングバスケットが掛けられてますますいい雰囲気です。さ〜今日も楽しい教室になりますよ。

 今日は久しぶりに全員参加で賑やかなNeedle Bee です。会話の花も咲きますが、制作のアイディアも花盛り。新しい作品に取りかかる方が何人もいらっしゃいました。一つずつ完成させていくのも良いのですが、いくつもの作品を同時進行な〜んていうのも楽しいもの。お引っ越しのさっちゃんが荷物を整理して提供してくれた布や糸、リボンやレース等、素材もたくさんあって創作意欲をかき立てます。
 Mme. K はざっくりしたグリーンのチェックの布でエプロン作りを始めました。この布で作ったエプロンは私も愛用しています。
 Mme. U はセージグリーンの無地の布と濃淡のチェック、そして雰囲気のある赤いバラの布をつなげて大きめのポーチを作る構想。来月には完成の写真お披露目出来るでしょう。乞うご期待!

 こちらはお家で作っていらした Mme. Mi のちっちゃなポーチ。いまではバラの刺繍はMme. Mi にお任せ。コットン刺繍糸でのバリオンローズも上手に刺していらっしゃいますが、リボン刺繍もご自分のバラのスタイルを作り上げています。来月の「母の日」にむけてお義母様にもこれと同じデザインのポーチを作っていらっしゃいました。なんて素敵なお嫁さんなのでしょう。皆さんっ、見習いましょ!
 今日のスイーツは「ちょこココナッツくっきー」。早口言葉じゃありませんよ。ココナッツの香ばしさとカカオの香りが珈琲にぴったりのさくさくのクッキーでした。さっちゃん早く復帰してくださーい。

2008年4月20日日曜日

桜ヶ丘園芸さん便り18


 進化を続ける桜ヶ丘園芸さんに、4番目の花壇が出現。ヨーロッパの小さな女の子のドールハウスのような道具小屋前に設えられました。これまでの花壇より大きめのここには、果菜類を植えて収穫を楽しもうというコンセプト。
 及ばずながら私達夫婦もお手伝い。レンガ積みをさせていただきました。途中、レンガが足りなくなると桜ヶ丘園芸さんの奥様はすぐに電話をしてレンガを追加注文。配達を待つ間もなくご自分で車を駆って引取にお出かけになる行動力。小一時間ほどでレンガを200個積んで帰っていらっしゃいました。レンガ積み再開であっという間に完成しました。
 今週には野菜類が多種入荷予定だそうです。トマトをたくさん成らせたり病虫害にかかりにくい育て方など、この花壇を通して教えていただこうと楽しみが増えました。もちろん一番の楽しみは収穫ですよ!

2008年4月17日木曜日

Yの小庭から19

 陽当たりがそれほど良くない場所でも育てられるお花を、桜ヶ丘園芸さんのご主人に選んでもらって玄関前の一坪ほどの場所に植えています。今日はその中から綺麗に花を咲かせているフォトジェニックをご紹介。

 これはオダマキ・チョコレートソルジャー。本当に色も形も面白い。アール・デコのデザインにそのまま使えそうなフォルムです。色もシックで大人っぽいお花。





 こちらはおなじみのワスレナグサ。Forget-me-not というわりには、ものすごい成長の早さ。植えてまだ半月ほどですが、株の大きさは3倍ほどに。こぼれ種でどんどん増やしていく生命力のたくましいお花です。




昨年暮れに何種類もビオラを鉢に寄せ植えにしてもらったのですが、可愛い名前を持つ2つをご紹介。

 こちらはブラックジャック。濃い紫の奥で黄色い瞳が光ります。








 そしてウサギのミーモ。長い耳をピンとたてているウサギの風貌そのものです。 
 桜ヶ丘園芸さんのご主人推奨液肥が効いているのか、5ヶ月経っても衰えるどころか花をどんどん咲かせています。

2008年4月13日日曜日

桜ヶ丘園芸さん便り17

 今日は桜ヶ丘園芸さんご夫妻による寄せ植え教室の日です。あいにくのお天気の中皆さんお集まりになり、それぞれが個性を溢れる「作品」を創りました。
 Mme. O はハーブ系の寄せ植えと決めての参加。持参したコンテナにヘリオトロープ、タイム2種、ミント、カモミールを選んで植えました。お料理やお茶に香草を使おうと夢が広がります。



東京では珍しい小さく作られたダリアをまずは選んだのは、Mme. S 。鮮やかなダリア3鉢と濃い紫のヘリオトロープ、そしてこれから目覚ましく成長するピンクの花をたくさん咲かせるペチュニアを入れて、本当に目の覚めるような一鉢を完成させました。



 




 カラーコーディネート関係のお仕事を持つMme. S はやはりそのお仕事がら、色にこだわってお花を選んでいました。ふんわり淡いトーンでまとめたナチュラルな寄せ植えです。植えられているのは、クリサンセマム、ブルーデイジー、ネメシア、ブッシュミント。



 
 


 

 先日桜ヶ丘園芸さんを訪ねた時から、ダリアと原種のチューリップを決めていたのはMme. T。フリフリの葉っぱがキュートなチューリップはひとつの球根からたくさん花を何年も咲かせるそう。白い繊細なレースフラワーと斑入りのグリーンを合わせてとっても可愛らしい一鉢です。



 
 


 
 そしてこれは私の寄せ植えです。ピンク色が好きな30年来の友人のお誕生日プレゼントにするつもり。ご夫妻にもアドバイスしてもらいながら選びに選んだのは、クリサンセマム マウイ、ファセリア カリフォルニアブルー、ペラルゴニュウム パールピンク、ネメシア デンタキュラータ、ワイヤープランツ スポットライト。ふ〜普段から学名を使うお二人なのでメモるのが大変でした。

2008年4月9日水曜日

Needle Bee 通信 23

 今日からNeedle Bee のお教室第四期が始まりました。とんがり屋根を会場にお借りして、お茶会を開いたのが去年の4月11日でした。お陰さまで一周年を迎える事ができます。学期の始めもあり、今日もお集りは少なかったのですが桜ヶ丘園芸さんのお庭は花盛り。賑やかに出迎えてくれました。

 お教室一番の努力家、Mme. Mi は今年度も最初から出足好調です。小さなちいさなポーチを春休みのうちにお家で作っていらっしゃいました。バラのプリント、レースとピンクのサテンリボンがとってもラブリーです。お嬢ちゃまから鍵を入れるポーチをリクエストされての作品です。ママの手作りポーチはきっとお気に入りのひとつに仲間入りです。

 こちらも同じ大きさの小さなちいさなポーチ。ヴィクトリアンテイストたっぷりに作ったのはMme. U。バリオンローズやステッチをたくさん組み合わせて刺繍がほどこされています。使ったプリントの水玉がどうもお気に召さずにした苦肉の策だそうですが、素敵なポーチに仕上がりました。


「丸〆布巾」のヴァリエーションを楽しんで愛用してくださっているのはMme. K。フリーハンドで描いた線を赤と茶色のリネンの糸でランニング・ステッチしています。豊かな感性で今期も独創的な作品を期待していますよ。他のリネンの布巾は以前からお使いでしたが、このリネン生地は良いと太鼓判。ありがとうございます!

 さていつものさっちゃんのスイーツですが、ご一家のお引っ越しの為に今期はお休みに。え〜っ!ご心配なくさっちゃんに成り代わりこの私がご用意させていただきます。え〜え〜え〜っ!今日は「まーまれーどのカップケーキ」を焼いたのですが・・・。
 

2008年4月7日月曜日

桜ヶ丘園芸さん便り16

 13日のこんどの日曜日に桜ヶ丘園芸さんで第一回目の寄せ植え教室が催されます。お庭に並んでいるたくさんの苗や木ものなどからお好きな植物を選んで、寄せ植えの仕立て方を教えていただけます。講習料と特別配合の土代は無料というお得な講習会です。我が家のベランダはご主人に植えていただいた寄せ植えがほとんど。昨年春より小品盆栽で弟子入りした夫も、今は園芸全般を週末毎に教えていただいていて寄せ植えを出来ないわけではないのですが、やっぱり師匠にお願いしてしまいます。きっちり鉢に植え込まれた植物は育ち方が違います。
 こちらはお願いして作っていただいた寄せ植えサンプル。春らしく可愛らしい花を中心に植えてくださいました。
 コーダンセダム
 ネメシアサンサシア
 バージニアストック
 ネモフィラ
 ラミュウム
 トリフォニウム
がそれぞれ1株ずつ、それに鉢代を加えて合計3,010円也。
 花期が長いお花ばかりなのでかなり長期間楽しめるそう。





 こちらは、鉢をお持ちになり観葉植物中心の寄せ植えをご希望なさったお客様の一鉢。いろいろな形や色のグリーンが青い陶器の鉢と出会ってなんて清々しいんでしょう。一番背の高いのはチェリーセージ。枝の先に赤い小さな花を咲かせようとしてる姿がアクセントになりキュート。
 
 講習会当日は鉢の持ち込みもOK。お手持ちのお気に入りの鉢を活かして寄せ植えに挑戦してみませんか?大きさの目安はお持ち帰りの事も考えて5号から6号(直径15㌢〜18㌢)位が適当。鉢1号あたりポット苗1株が基準でかなり植物が入ります。個性を出した寄せ植え楽しいですよ。

2008年4月1日火曜日

Yの小庭から18

4月です。私にとって園芸がより楽しく感じられる季節になりました。花が咲いたり、背丈が伸びたり、葉を茂らせたりと成長している様がよくわかるからです。今日は新しい苗を桜ヶ丘園芸さんのご主人に選んでもらいました。玄関前の半日陰で少し水はけの悪いエリアに向いた植物を植えました。

 これはセリンセ。イギリスをはじめヨーロッパのお庭ではとてもポピュラーなお花だそうです。ピーターラビットとほぼ同時代に書かれたスエーデンの絵本作家 エルザ・ベスコフの絵本の中にもたぶんこれがそうだろうと思う花が描かれています。紫に近い深い青色の花を恥ずかしそうに下を向いて鈴なりに咲かせます。これは夫が好きで少しまえに植えた花です。

 とにかく花の青さが美しいのがこのファセリア・カリフォルニアブルーベル。茎がほんのり赤くて葉っぱが深い緑色。色のコントラストが本当に綺麗。一株植えただけで存在感があります。今日入荷したばかりの新顔でした。



 次は西洋オダマキ。チョコレートソルジャーの名前を持つオダマキです。その名のとおり濃いチョコレート色がかった紫色が美しい釣り鐘のような花を咲かせるそうです。甘い香りも漂わせ、黄色いおしべがアクセント。大きくなって花をたくさん咲かせてくれるのが待ち遠しいです。



 そしてやはり外せないのがわすれな草。こぼれ種でどんどん増えるわすれな草を、ずーっとここに植えたいと思っていました。明るい空色の小さな花を咲かせて玄関前を明るくしてくれます。Forget-me-not の名前を持ちます。忘れませんとも。
 期せずして青系のお花ばかりになりました。去年植えたハーブ類もそろそろ新芽をどんどん伸ばし始める事でしょう。楽しみです!