2010年2月28日日曜日

Yの小庭から63

2月最後は28日の日曜日。ちょっと損した気分。日本人選手達が頑張りをみせたバンクーバーオリンピックももうすぐ閉幕。チリでは大地震が発生してそれによる津波が日本にも。

 春は確実に近づいてきています。花粉症のある方は実感済み。春を待つ「Yの小庭」を久しぶりにご紹介。 クリスマスローズが咲きました。今年は夏の休眠期からあまり日の当たらないオリーブの木の下におきました。その環境が気に入ったのか、例年よりも多くの新芽を出して花を咲かせましたよ。毎年このクリスマスローズはこんな花の色だったかと分からなくなりますが、確実にいつもより綺麗みたい。

 本来クリスマスローズとは、クリスマス頃に咲く原種をさしていたのだそうですが、2〜3月頃に咲く品種も日本ではまとめて「クリスマスローズ」と呼んでいます。ちょっと豆知識でしたぁ。

2010年2月25日木曜日

Needle Bee 通信 62プラス

 昨日のお教室で撮った写真を何とか修復できましたのでご紹介。ちょっとピンぼけはご容赦を。

 ティーコゼを作成中のMme. U 。生地の地模様を生かして絹糸でキルトがけ。保温のためにネルを2枚重ねました。ベージュの濃淡がはっきりして模様が浮かび上がりました。一針ひとはり丁寧に模様をなぞります。針仕事は精神の安定にも効き目ありを実感したそう。

 フリフリバッグを完成させて、次の作品作りを考えながらその合間に麻の布巾にバラの刺繍をしているのはMme. Mi 。ふち編みをして生成りの糸でのバラの刺繍をしたらとても清潔感あふれる品の良いお布巾になりました。

2010年2月24日水曜日

Needle Bee 通信 62

 今日は本当に暖かい日になりました。バンクーバーでの熱戦の熱さがほんのり伝わってきた感じ。

 前回完成させたフリフリバッグにレースを縫い付けてバージョンアップを図ったMme. Ma 。濃い茶色の布地に良く映えてMme. Ma らしいバッグに。今日は早速お道具類を入れてお持ちになりました。世界で一つだけのオリジナルバッグ。これが一番の贅沢です。


 手に乗るほどの小さなポーチを完成させたMme. H 。どんなに小さくたって手は抜きません。絹糸でステッチしたラインにビーズを留め付けてキラキラ。簡単キルトのポーチはすぐに出来て嬉しい作品。お二人のお嬢さんに色違いでプレゼントするそう。喜んでくれる事受け合いです。


 こちらもお嬢さんへのプレゼント用。バネ口ポーチを作成中のMme. Si 。刺繍のあとの飾り付けもお嬢さんのお好みに。細かく刺したヘリンボーンステッチにビーズを飾って丁寧なお仕事。今日はいよいよ仕立てに入りました。こんな細かい仕事ぶりなのにお教室でのMme. Si は大胆かつ迅速に作業をして風のようにお帰りになります。
 
 まだまだ作品をご紹介したいのですが、使い込んだカメラの具合が悪くて次回のお楽しみという事に。

 今日のスイーツは、まず桜ヶ丘園芸Jr. お手製のサブレ。こだわりの配合で焼いたさくさく。もうJR. のスイーツはNeedle Beeでは定番になりつつあります。次も楽しみにしていまーす。とプレッシャーもさりげなく。もうひとつはイチゴのジャムをのせて焼いたマフィン。もちろん自家製のジャムですよん。

2010年2月22日月曜日

Yの定番

 カナダで開催されている冬季オリンピックは毎日熱戦が繰り広げられています。戦う姿やこれまでの練習を思うとただガンバレーとメダル度外視での応援です。同じ事を数えきれないほど続けてきたその熱い努力にはただただ脱帽です。

 「続ける」つながりで、私にも変わらず使い続けてきたものをご紹介。まずはジャムを煮るために欠かせない道具を3点。
 我が家の定番ジャムは、イチゴ、ブルーベリー、リンゴ。そのジャムを煮るのに使っているのがステンレスのお鍋。酸味の強い果物も色が綺麗に仕上がります。そして焦げ付かないようにかき混ぜる木べら。ジャムを煮るためにしか使っていない秋田杉の木べらです。NBスイーツでお馴染みのさっちゃんから10年以上前にプレゼントされたもの。アクを丁寧にすくう網杓子も必需品。どれも長年使い込んだ愛着あるお道具です。

 煮上がったジャムを保存するビンも定番です。2種類使っていて、1つはフランスLuminarc のコンフィチールポット。もう一つは、ドイツWeck の保存ビン。フタにイチゴの模様が入っていて完全にノックアウトです。どちらも500mlほどの容量がちょうどいい感じ。手軽に手に入れる事ができることも長く使うポイントです。

2010年2月17日水曜日

Yの小さな個展9

 季節を感じることができるのは、やっぱり旬のお野菜や果物が一番でしょうか。ジャム用の小ぶりなイチゴが出回る季節。春がもうすぐそこまで来ています。
 甘くて大きくお行儀よくならんでいるイチゴも魅力的ですが、形が不揃いで小さくて酸味があるイチゴも大好きです。ジャム用にと箱で買うのですが、いつもジャムを煮る前にそのまま胃袋に納まります。昔懐かしいイチゴのお味を楽しみます。
 毎朝のヨーグルトに添えたり、トーストにたっぷりのバターと山盛りにのせたジャム、マフィンに焼いても。しばらくはイチゴを煮る甘酸っぱい香りが我が家を満たします。

2010年2月14日日曜日

Yの小さな個展8

 今日はバレンタインデー。ちょうど日曜日なので、義理チョコ、友チョコは早めにあるいは明日に。純粋に思いを込めたチョコレートが贈られる静かなバレンタインデーとなりました。今日のために手作りスイーツを一生懸命作った女の子が日本中にたくさんいたことでしょう。

 
 我が家のガールも、手作りスイーツを量産しました。今年はピンクのハート。先日、Needle Bee のお教室でお出ししたフランボワーズのハートマドレーヌです。私はフランボワーズの色だけでほんのりピンク色にしましたが、もっとpopなピンクにしたいとフランボワーズの他に赤の色紅を使いご覧のようなピンク色に。大胆に赤く染めるお粉をふり入れていました。
 昨日はバレエのお稽古場で、明日は学校に持って行きランチタイムに。そのうちに1つだけ特別なチョコを作るようになるのでしょう。今年もとにかく大量生産でした。

2010年2月10日水曜日

Needle Bee 通信 61

 昨日の東京地方は春を思わせる陽気でしたが、今日は一転冬に逆戻り。天気予報では雪マークも付いています。

でもそんな寒さも関係な〜い。三々五々集まってちくちく始めまーす。

 前回、イニシャルを美しく完成させたMme. Si 。今日はいよいよ仕立て始めました。パッチワークしておいた布とピンクの麻布を縫い合わせて表布の完成。これからが楽しい時間。絹糸で刺繍をしたり、ビーズを縫い留めたり。リボンやレースも素敵。いろいろ迷う時間もかけがえのないひととき。これがあるからやめられないんです。




 たっぷりのフリルをぐるりと縫い付けてバッグを完成させたのはMme. Ma 。フリルの寄せ方にもきちんと感が出ています。もちろん裏地はピンクの小さな花を咲かせているつるバラ。ん〜でもちょっとMme. Ma 仕様には何かが足らない。お花をつないだレースを付ける事にしました。そうそうそれでこそMme. Ma ワールドと一同納得。次のお教室にはきっとレースをつけたバッグをお持ちになることでしょう。

 Needle Bee 唯一の課題を完成させて、次の作品にとりかかったのはMme. H 。簡単キルトの小さなポーチを作り始めました。リボン状に裁断した布をキルト綿にのせてちくちく縫ったらもう表布は完成。そしてお楽しみの時間です。どんなに小さなポーチでも飾ろうと思えばどんどん装飾的にできるのです。まずはフライステッチを絹糸で。

 ティーコゼ用の裁断が終わり針仕事を始めたMme. U 。布の織りをなぞるステッチを同色の絹糸で刺します。はっきりと模様が浮かび上がりとっても上品で重厚な感じに。ひたすらアウトラインステッチで線をたどるニードルワークですが、結構これが無心になれていいのです。


 今日のスイーツは「フランボワーズのハート」。バレンタインデーが近いのでピンク色のハートを焼きました。フリーズドライのフランボワーズを粉々にしてマドレーヌの生地に入れると優しい桃色に。ピンク色に頬を染めていたあの頃が懐かしい・・・。そんな時なかったって!