2011年12月31日土曜日

桜ヶ丘園芸さん便り45

卯年最後の頁は1年お世話になった桜ヶ丘園芸さんのお庭から。

 訪れた人を癒してくれる街中のオアシス。数えきれない植物が育てられています。でも仲間入りする植物も後を絶ちません。毎年、新種のシクラメンを紹介してくれてこんなにもシクラメンは種類が多いのかと驚きですが、今年はその色。ブラックティと命名された花はとても深い赤。奥さまのお気に入り。



 和の植物も。茶花でもある椿の侘助。何と風情のある名前を持っているのでしょう。赤ではなく白花であることが、また楚々としていながらも凛とした品格を兼ね備えてます。鉢植えの盆栽仕立てで我が家のベランダでも育てられるかなと一瞬連れ帰る想いが頭を過ります。いや〜我が家で枯れてしまうかも。ここに伺った時に愛でる事にいたしましょ。



 と私は我慢したのに、夫は誘惑にかられて迂闊にも連れ帰ってきたものが。こちらは桜ヶ丘園芸さんで大きくなっているコウモリランですが、この種の小さなもの一株いただいて帰りました。年明けには、多肉植物の会にご主人とご一緒させてもらう約束も。ちくちくで楽しんでいる私達に負けじと男性群も楽しい計画をたてています。



 今年も1年、この桜ヶ丘園芸さんのとんがり屋根のお部屋で、針仕事をしながらのおしゃべりに珈琲タイム、クリスマスリースやお正月飾り作り、また植物について知らない事を教えていただいたりと楽しい時間を過ごさせていただきました。ありがとうございました。また来年もよろしくっ!

2011年12月18日日曜日

Yの定番12

今年もあと2週間。昨日は娘の通う大学の12月恒例の合唱祭。ベートヴェン交響曲第九番ニ短調終楽章「歓喜に寄す」、そう第九を5000人収容の大ホールで娘も唄い、夫と聴きました。なんだか説明はできませんがいいです。年末です。

 さて、我が家の年末定番は、モミのリースともうひとつ小人のアドヴェント。25人の小人さんたち一人ずつに毎日ロザリオをかけていき、クリスマスを待ちます。とはいっても娘が幼い頃は登校前のお仕事でしたが、ここ数年出番がありませんでした。来年はきちんと飾って私がロザリオ係になろうっと。




 我が家の定番ではありませんが、アドヴェント関連の定番といえばシュトーレンもそのひとつ。今年はお菓子研究家の知人から絶品のシュトーレンを頂きました。これが美味しいの。焼きこまれたフルーツやナッツ類が生地に馴染んでいく過程を薄く切っていただいて楽しむらしいのですが、厚切りでいただきます。小人さんたちも誘われて集まってきました。

2011年12月14日水曜日

Needle Bee 通信 91

今日はNeedle Bee 今年最後のお集りでした。朝方まで降っていた冷たい雨もやんで、もみの香りが良いとんがり屋根の下はいつものように賑やかに。

 バネ口ポーチを完成させていらしたMme. Ma 。ころんとした形が本当に愛らしい。小さなバラ模様のリバティがぴったりです。次は、クッキーの缶のリメイクをするつもり。今日はリボン刺繍で刺すバラの花を練習しました。以前たくさんのバラを作品に咲かせているので、すぐに思い出してホッ!




 小さなちいさな手の中にすっぽりおさまるポーチを作成中のMme. Sa 。格子に細かくかけたキルトがぷっくりとして布に表情を与えます。どんなに小さなものでもちょっと手をかければ大きな存在感に。可愛らしいレースをあしらったら更に可愛さアップ!








 知合いのお宅でお茶を頂いた時に、熱々のポットが直にテーブル置かれたのをみて、マットをプレゼントすることを思いついたMme. U 。早速、生地選びをして、ご自宅でお使いの使いやすいポットマットを参考に裁断をします。とにかく思い立ったら吉日。素早いんです。




 そしてあっという間にお帰りになったMme. Si 。またまた写真を撮る間もありませんでした。黄色系の生地を組み合わせてパッチワークしてバネ口ポーチを製作中です。

 今日のスイーツはラム酒漬ドライフルーツのパウンドケーキ。半年近くたっぷりラム酒を吸い込んだドライフルーツ、とくにイチジクが美味しいんです。
5日ほど寝かせてしっとりと。ちょっとクリスマス気分です。

2011年12月5日月曜日

Yの定番11

11月末の桜ヶ丘園芸さんでのクリスマスリース講習会より1週間が経ち、カレンダーは12月になり、早今日は5日。師走とはよくいったものです。
 12月にはいると玄関ドアにクリスマスリースを飾るのが我が家の定番。1年かけてご準備くださったオーナメントは、貝殻草、千日紅、マリーゴールド、トウガラシ、シマスズメ瓜、ニワトコの実など。作り物ではない優しさと素朴さがフレッシュなモミの緑と相性抜群。
 仕上げはVIVIDなオレンジ色にポップな水玉のリボンを大振りに作って頭にキュッ!今月いっぱい、我が家を訪れる人々もそして何より家族を元気づけてくれるチアガールのようです。ドアを開けるたびに清々しい香りがふわっと。

2011年12月1日木曜日

Needle Bee 通信 90

11月晦日の昨日は、Needle Beeの変則的な お教室がありました。先週末のクリスマスリース講習会モードそのままのとんがり屋根の下は、モミの香りが満ちて森林浴をしながらの針仕事です。2つあるテーブルの一つでは、講習会に参加なさった方が友人にもプレゼントしたいと1日かけて4つのリースを作っていらして、ますます良い香りに。

 バネ口ポーチの完成形が見えたMme. Ma 。型紙から布を裁断した段階ではどんな風に出来上がるのか半信半疑。でもこんなに可愛い形のポーチになるのです。そろばん型のクリスタルビーズをレースから落ちた雫のように留め付けて、中袋をまつりつければフィニッシュ。以前作ったPasumoケースとお揃いのアイテムがお目見えです。



 車の鍵専用の小さなポーチを作るのと平行して、スヌードを編み始めたMme . Sa 。10㌢のファスナーで充分なプチポーチはもちろん大好きなブルーのリバティ。スヌードは表参道のドログリーで選んでいらしたミルク色の柔らかい毛糸。ご自分のための手作りは、針を進める時間もそして装う時間も楽しめる事。



 国際結婚をしてすぐに、ご主人とともに赴任地のカナダに移り住んだ方へのプレゼントを作成中のMme. U 。
 糸巻き針刺しを和柄の巾着を完成させてもう一つ。ピンクの表地に柔らかい布で内袋を作り、きゅっと結んだ口がフリフリになる巾着を作り始めました。クリスマスに間に合わせてサプライズプレゼントに。



 今日のスイーツは、シナモンとコーヒーがダブルで香るケーキ。クリスマスリースに使ったシナモンステックがとても良い香りだったので、今日はシナモンを使った香り高い焼き菓子にしました。熱々にいれた珈琲と一緒にモミの香りに包まれてのブレイクタイム。

2011年11月28日月曜日

桜ヶ丘園芸さん便り44

桜ヶ丘園芸恒例の11月最終週末クリスマスリース講習会が開催されました。今年で5年目。フレッシュなモミ枝をたっぷり使ってつくるリースは、絶対外せないイベントとして楽しみにしていてくださるファンの方々も増えました。
 
 これまで以上に上等なモミ枝を厳選してくださった桜ヶ丘園芸さんご夫妻。軽井沢、吾妻、信州からやってきたモミは、枝先の柔らかい葉のところだけで、香りもみずみずしい。さながら森林浴のとんがり屋根で、まずは蔓のベースに麻糸で小分けにしたモミを固定していきます。

 今年のテーマは、VIVIDなVitamin Color。1年かけてオーナメントを準備してくださいました。種から育てた千日紅やマリーゴールド、貝殻草は色を美しく残してドライに。可愛らしいシマスズメ瓜やニワトコの実。真っ赤なトウガラシもこちらのお庭育ち。常連の松ぼっくりや八角。そして仕上げのリボンも今年はビタミンカラーに合うものをご用意くださいました。

 土曜日の作品の一部をご紹介。

 今年で3回目のお二人は、モミ枝でのリースベースを作る作業はお手のもの。今年は枝を短く切りそろえてお行儀の良いリースに挑戦。お揃いのリボンですが、オーナメントの選び方や飾り方でそれぞれの個性を表現。

 黄色と茶のリボンの重ねがとても洗練された選択。オーナメントもより色を抑えてモミのグリーンと馴染んでとてもナチュラル。トウガラシとシマスズメ瓜の赤が効いた大人顔でシックなリースの完成。

 豪華な太めのリボンを2枚重ねてとても華やかに。モミの美しさもひきたてるように、オーナメントは色合わせを考えてシンプルに。大きなリボンを髪に飾った女の子のようでとてもチャーミング。

 同じリボンも重ねの組み合わせで印象が変わります。軽やかなリボンとのバランスを考えて、オーナメントはグループにして飾り付け。個性が光ります。自家製のオーナメントが映えてとても印象的なクリスマスリースに。


 やっぱり楽しいクリスマスリース作り。モミの香りがクリスマス気分を高めてくれます。クリスチャンではないけれどこれが日本人的楽しみ方。

2011年11月16日水曜日

Needle Bee 通信 89

今日は先週の振り替え。銀杏の葉も黄色く色づき、秋から冬へと駆け足しているかのよう。そんな気忙しい日常をしばし忘れさせてくれるのが針仕事。

 お嬢さんのリクエストで以前作ったバネ口ポーチとお揃いのペンケースを仕上げたMme. Si 。丁寧に刺されたイニシャルがとても効いています。お嬢さんが選んだ生地の組み合わせは色や柄の合わせがとても素敵。きっと小さな頃から綺麗な色やモノに囲まれて育ったのでしょう。そろそろ就職活動に入るその鞄の中には、きっとこのペンケースとポーチが入っている事でしょう。


 バネ口ポーチのキルトを終えたMme. Ma 。このまま仕上げて完成!でも機能的には申し分ありません。でもひと手間掛けなる醍醐味をあじわなくちゃ。これが楽しいのですから。手持ちのレースにリボン刺繍の段染めのリボンを通して縫い付けます。レースを付けるだけでも可愛いのですが、もうひと手間掛けてリボンを通す、こがNeedle Beeらしさ。


 お友達へのプレゼントにと巾着を完成させたMme. Sa 。ラベンダー色のリネンと同系色のリバティプリントを合わせて大人顔の巾着に。イニシャルを刺繍しました。ポップな感じのMにはハートをプラス。差し上げる方のよ喜んでくださる顔を思いながら針を進める。これも醍醐味の一つ。




 交際結婚をして、ご主人の赴任地であるバンクーバーで新婚生活を始めた友人にと、贈り物を作っているMme. U 。針仕事の必需品、針と糸を糸巻き針刺しのセットにしてさしあげるそう。異国の地での新生活は不安なこともあるでしょう。針仕事をする時、ぽっと心が温かくなるの事でしょう。




 そしてもう一つ。日本的な生地をあえて選んで巾着も一緒に送って差し上げるのだそうです。桜の花と蝶々の和柄にプロバンス柄を合わせたらこれが良い感じに。国際結婚をした方へちょっと洒落たプレゼント。日常使いできる嬉しい贈り物になることでしょう。




 収穫の秋、大地からの恵みをいただきました。やっぱりこれはスイートポテトに。生クリームとバターを練ってちょっとコクのあるサツマイモ味に。黄金色も秋の豊作を連想させます。そしてもちろん珈琲にも相性良し。

2011年10月26日水曜日

Needle Bee 通信 88

 夏日だった昨日から一転、今日は東京には木枯一番が吹きました。秋はどこにいったのかしら。

 久しぶりに柴犬のさくちゃんを伴っていらしたMme. Sa 。お友達へのプレゼントに作っていた巾着の続きをします。プレゼントの相手の好みに合わせてチョイスした布の取り合わせは、私も好みです。紐をきゅっと絞った時に、フリルが可愛く出現するデザイン。これからイニシャルを刺繍して完成です。



 こちらも結婚祝いのプレゼント。ピースワークしたトップとキルト綿、裏布を重ねてキルトをかけ、ぐるりとバイヤステープでパイピング。蝶々と牡丹のプリントは刺繍糸で縁取りのステッチが施されていて、ぷっくりと柄が浮き上がっています。これからピンクッション部分を羊の綿をぎゅうぎゅう詰めていよいよ製作も大詰めに。

 やはり久しぶりにいらしたMme. Si 。お嬢さんのリクエストで作っていたペンシルケースのファスナー付けを。以前に作って差し上げたバネ口ポーチとお揃いだったんです。写真を撮れずに残念。

 今日のスイーツはかぼちゃのマフィン。いつものマフィンよりもバターを少し多めに。電子レンジでチンしたかぼちゃをマッシュして生地にたっぷり混ぜ込みました。どっしりと重量感のある素朴なおやつ。もうすぐハロウィーンです。                                                                  

2011年10月15日土曜日

桜ヶ丘園芸さん便り44

 暑かった夏もやっと遠ざかり、いよいよ晩秋からのお花のシーズンが到来です。桜ヶ丘園芸さんのお庭には、今年もスペシャルなシクラメンやビオラ・パンジーなど常連が並ぶ事でしょう。ニューフェイスの登場も楽しみです。

 そんな賑やかなお庭になる前の今をちょっと覗いてみましょう。

 とんがり屋根のコッツウォルズの壁をぐるりと飾っているのはトケイソウ。紫色の個性的なお花が蜂蜜色の壁にとても似合います。奥さまはこの蔓をつかってリースを作ってとんがり屋根のお部屋のあちこちに飾っていらっしゃいます。内外のデコレーションに大活躍なトケイソウ。私が気になるのは実の方。そうパッションフルーツです。

 どう?私を見て。といいたげなこのお花はメキシコ野ボタン。濃厚な紫色のその色もゴージャスならば鈴なりのお花の付きかたも豪華です。前にご近所のベランダで咲く野ボタンをこのブログでもご紹介しましたが、同じ野ボタンでも随分違います。


 こちらは寒桜。9月頃から咲いていましたから、ソメイヨシノよりもずっと長い間そのお花を楽しめます。小さくて白にちかい桜色。その花の大きさと色に合わせたかのような小さな葉っぱは、大人っぽい抹茶色。控えめで風情があります。お花はまだまだ楽しめるそう。


 今年も11月最終週の土日にクリスマスリースの講習会が予定されています。今年のテーマはVIVIDColorなクリスマスリース。そのvividなオーナメントを只今育ててくださっています。これは、琉球雀瓜。このあたりでは烏瓜は見られますが雀瓜は初めて。小さくて赤い実に白い縞模様が愛らしい。この他にも百日紅などもドライフラワーにして準備中。どうぞ今年もお楽しみに。

2011年10月12日水曜日

Needle Bee 通信 87

 久しぶりのブログ更新です。9月は台風や夏休明けでゆるゆる始めたお教室も、今日から本格的に活動開始です。

 バネ口ポーチを夏休み前から仕掛かり中だったMme. Ma 。いよいよ仕立てに入りました。布を裁断して縫っている途中とは、全く違う表情をみせるのが布のマジック。立体的になると途端にいきいきとしてきます。ちょっと寂しいんじゃない?レースを付ければ?いや刺繍にビーズでしょ。と回りはかってな事を。でもそうしたらより素敵になると確信したご様子のMme. Ma 。


 プレゼントは作らない事にしていたMme. U 。でも、国際結婚をしてカナダに移り住んだ若妻へのプレゼントは別です。牡丹色のハンカチを利用して華やかな色合わせ。蝶のプリントは縫取って際立たせる計画です。久しぶりの糸巻き針刺しに、作る過程を思い出しながら針を進めます。日本から手作りのプレゼントが届いたら嬉しいでしょうね。



 本当に久しぶりにいらしたMme. K 。刃物の老舗、木屋で糸切りばさみ購入してたので、専用ケースを作ります。リバティとスラブコットンの組み合わせは私も大好き。キルトがけのかわりに唐草模様のステッチを。色を揃えたタッセルも作って、あとはぐるりとバイヤステープでくるめば完成。その切れ味を試させてもらいました。全く手に抵抗を感じさせません。さすがの鋏。


 今日のスイーツはこの時期限定のお菓子。紅玉を敷き詰めて焼いたパウンドケーキです。酸味と甘みの強い紅玉はケーキと合わせたら本当に美味しい。厚手のお鍋でちょっと乾煎りしてお砂糖と洋酒で煮るのがポイント。毎年焼いているリンゴのケーキは年々進化をしています。これは自画自賛でした。


 

2011年7月31日日曜日

Yの小庭から76

 夏休みにはいって東京地方は肌寒の日。ちょっと盛り上がりませんよね。猛暑だ節電だでグリーンカーテンを始めた我が家も、ちょっと拍子抜け。とはいっても、インゲンは順調に育っています。3尺インゲンが実をつけています。花が落ちて最初は縫い針ほどの長さと太さの実も、3日ほどで30㌢を超える長さに。窓の外に目をやるたびに変化しています。


 3尺インゲンという位ですから90㌢にもなるのでしょう。でもそこまで収穫のタイミングを延ばしていると、さやの中では豆が大きくなり、それを守るようにクッション材の役目をする白いふわふわがハバをきかし、食味的にはNG。小指ほどの太さで30㌢ほどのものが美味しいということもわかりました。30㌢の定規と並んでもどうですっ、負けていないでしょう。ご近所にもお配りして、我が家の食卓には塩ゆでと天ぷらに。とりたてに勝るモノなし。

2011年7月25日月曜日

Yの定番10


 台風が去ったあと東京は涼しい日が続きました。昨日の日曜日、近くの柚木農園へブルーベリー狩りに夫と出かけました。今年は生育が遅いらしく、まだブルーベリー色に染まっていない実がほとんどです。ぽろっと枝から離れるのが熟した証拠。2人で1kg、例年の半分ほど収穫しました。夫婦だけではいまいち盛り上がりにかけます。お土産にはいつも食べるブルーベリーのシャーベットをと娘のリクエスト。

 柚木農園のご主人が3種類の実を摘んで試食させてくださいました。ホームベル、ブルージェム、ウッタードの3種。私はウッタードが好み。酸味もあり力強い味でジャムに向いていそうです。大きな保存瓶1本分になりました。例年よりも色が濃くて鮮やかな感じが。それとも3年ほどご無沙汰していたので、市販のジャムの色に慣らされてしまっていたのかしら。


 我が家の定番になりそうなニューフェイスが登場。ブルーベリーとリンゴの蜂蜜です。広大な敷地に植えられたブルーベリーの受粉をどうしているのか興味のある夫がたずねると、思った通り蜜蜂を使っているということ。すかさず蜂蜜は?とお聞きしますと「ありますよ」。フルーティな香りと雑味が全くない深い滋味。想像以上の美味しさでした。定番にきまりっ!

2011年7月18日月曜日

Yの小庭から75

 暑い日が続いていますね。大型の台風も接近中。自然の力の前には人間はお手上げです。とは言っても、猛暑の上に節電。これは何かをしないわけにはいきません。

 巷で注目のグリーンカーテン。我が家も今夏はインゲンでトライします。ここ数年、おそらく50℃を越えるベランダでゴーヤを育てましたがことごとく撃沈。で、桜ヶ丘園芸さんにご相談。ゴーヤは意外と暑さに弱くインゲンが暑さに頑張れるとのこと。つる性のインゲン豆と三尺インゲンの2種類をプランターに植えたのは6月中旬。10種類以上の土や肥料をブレンドした桜ヶ丘園芸スペシャル土を使用。



 篠竹にツルを巻き付け一ヶ月ほどでここまでツルを伸ばしました。いんげんのツルは左巻きですよ。一番の背高で只今2mほどでしょうか。足許にコンパニオンプランツとしてルッコラを植えましたが、はらぺこあおむしに綺麗に食べられてしまいました。まだ枝を伸ばしていないので少し隙間が。縦横無尽に枝を伸ばし、葉を茂らせてくれることを願ってせっせと水をやります。



 花をつけ始めました。スイトピーに似た白地に花心を少し紫に染めた可憐な花です。花が咲けば次にくるのは実が成る・・・です。楽しみです。インゲンの美味しい食べ方は?三尺インゲンってどんな味?とらぬ狸の皮算用に余念がありません。これでどれだけ温度を下げる効果があるかはわかりませんが、外に目をやると緑が茂っている。朝夕に水まきをする。何となくすゞやかなんです。

2011年7月13日水曜日

Needle Bee 通信 86

 連日暑い日が続きます。暑中お見舞い申し上げます。
 今日は久しぶりにNeedle Bee のお集り。そして今期最後のレッスン日となりました。2ヶ月間の夏休みとします。再開は9月。

 バネ口ポーチのトップを組み合わせてキルトをかけはじめたMme. Ma 。私も大好きな色の赤のスラブコットンとリバティのバラを組み合わせました。パッチワークのお教室にも通ったことのあるMme. Ma は細かくこまかく針目を進めてキルトをかけます。続きは夏休みの宿題に。





 プレゼント用にと糸巻き針刺しを3つ作る計画のMme. U 。シックなエンジのお花プリントとその花の色のプリント生地を組み合わせてつくる構想。今日はどのお花のプリントを使うかピースワークの型紙をいろいろな方向に置いてみます。結構これが楽しいの。個性が光る瞬間です。




 今日のスイーツは冷菓。抹茶あずきのミルクゼリー。お抹茶のみどりが目にもすゞやか。茹で小豆の甘さが珈琲にも合います。冷たいスイーツにしたのは、オーブンを使いたくないのが本音。でも身体の中からひんやりしてご馳走に。