2011年10月15日土曜日

桜ヶ丘園芸さん便り44

 暑かった夏もやっと遠ざかり、いよいよ晩秋からのお花のシーズンが到来です。桜ヶ丘園芸さんのお庭には、今年もスペシャルなシクラメンやビオラ・パンジーなど常連が並ぶ事でしょう。ニューフェイスの登場も楽しみです。

 そんな賑やかなお庭になる前の今をちょっと覗いてみましょう。

 とんがり屋根のコッツウォルズの壁をぐるりと飾っているのはトケイソウ。紫色の個性的なお花が蜂蜜色の壁にとても似合います。奥さまはこの蔓をつかってリースを作ってとんがり屋根のお部屋のあちこちに飾っていらっしゃいます。内外のデコレーションに大活躍なトケイソウ。私が気になるのは実の方。そうパッションフルーツです。

 どう?私を見て。といいたげなこのお花はメキシコ野ボタン。濃厚な紫色のその色もゴージャスならば鈴なりのお花の付きかたも豪華です。前にご近所のベランダで咲く野ボタンをこのブログでもご紹介しましたが、同じ野ボタンでも随分違います。


 こちらは寒桜。9月頃から咲いていましたから、ソメイヨシノよりもずっと長い間そのお花を楽しめます。小さくて白にちかい桜色。その花の大きさと色に合わせたかのような小さな葉っぱは、大人っぽい抹茶色。控えめで風情があります。お花はまだまだ楽しめるそう。


 今年も11月最終週の土日にクリスマスリースの講習会が予定されています。今年のテーマはVIVIDColorなクリスマスリース。そのvividなオーナメントを只今育ててくださっています。これは、琉球雀瓜。このあたりでは烏瓜は見られますが雀瓜は初めて。小さくて赤い実に白い縞模様が愛らしい。この他にも百日紅などもドライフラワーにして準備中。どうぞ今年もお楽しみに。

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