2011年10月12日水曜日

Needle Bee 通信 87

 久しぶりのブログ更新です。9月は台風や夏休明けでゆるゆる始めたお教室も、今日から本格的に活動開始です。

 バネ口ポーチを夏休み前から仕掛かり中だったMme. Ma 。いよいよ仕立てに入りました。布を裁断して縫っている途中とは、全く違う表情をみせるのが布のマジック。立体的になると途端にいきいきとしてきます。ちょっと寂しいんじゃない?レースを付ければ?いや刺繍にビーズでしょ。と回りはかってな事を。でもそうしたらより素敵になると確信したご様子のMme. Ma 。


 プレゼントは作らない事にしていたMme. U 。でも、国際結婚をしてカナダに移り住んだ若妻へのプレゼントは別です。牡丹色のハンカチを利用して華やかな色合わせ。蝶のプリントは縫取って際立たせる計画です。久しぶりの糸巻き針刺しに、作る過程を思い出しながら針を進めます。日本から手作りのプレゼントが届いたら嬉しいでしょうね。



 本当に久しぶりにいらしたMme. K 。刃物の老舗、木屋で糸切りばさみ購入してたので、専用ケースを作ります。リバティとスラブコットンの組み合わせは私も大好き。キルトがけのかわりに唐草模様のステッチを。色を揃えたタッセルも作って、あとはぐるりとバイヤステープでくるめば完成。その切れ味を試させてもらいました。全く手に抵抗を感じさせません。さすがの鋏。


 今日のスイーツはこの時期限定のお菓子。紅玉を敷き詰めて焼いたパウンドケーキです。酸味と甘みの強い紅玉はケーキと合わせたら本当に美味しい。厚手のお鍋でちょっと乾煎りしてお砂糖と洋酒で煮るのがポイント。毎年焼いているリンゴのケーキは年々進化をしています。これは自画自賛でした。


 

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