2009年4月11日土曜日

桜ヶ丘園芸さん便り31

 桜は盛りが過ぎましたが、植物はこれからの季節、次から次へとリレー選手のように花を咲かせます。桜ヶ丘園芸さんのお庭はニューフェイスも加わり美の競演です。

 たくさんの中から桜ヶ丘園芸さんのご主人ご推薦のお花を2点お願いして選んでいただきご紹介。

こちらは、ペルシャギクという名前で親しまれたお花。最近はあまり見かけなくなっていたそうで、市場で見つけて懐かしく思ったそう。ペルシャの名前をいただいている通り、ちょっとエキゾチックな色合いの華のある花です。



こちらは、シマツルボという名の一鉢。私は初めてお目にかかりました。こんなに大きな株に育っているのは珍しいとのこと。ピンクと紫を掛け合わせたような日本的なピンクの小さな花を咲かせています。背の高さは7~8㌢ほどでしょうか。どんどんと新芽を出して生命力溢れる植物です。


 私のお薦めはこちら2点。
 これは原種のチューリップ。白い花はちょっとスイセンのようにも見えます。細くてしなやかな茎の先に、繊細で可憐な花を咲かせています。童謡に歌われているイメージの赤白黄色のチューリップも可愛くて好きですが、原種のチューリップは私にとってより魅力的。ナチュラルな風情をまとったその姿は凛とした気品があります。桜ヶ丘園芸さんのお庭には原種の植物もたくさんあって、見るものの心をひきつけます。

これはフラックス。写真では色が写し取れていないのがちょっと残念。もっと深い赤なんです。そうこのブログでも紹介しています「丸〆ふきん」でも使っている麻布を織る繊維原料です。青い花ばかりだと思っていたら,品種の改良でこんな綺麗な赤花も咲かせるのだそう。一目見て大好きになりました。夫がまだ花をつけていないフラックス3株を鉢にいれてくれましたが、何色の花が咲くかはお楽しみなんだそうです。フラックスの青い花ももちろん好きですが、この赤い花も咲いてほしいと思っています。

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