2008年1月9日水曜日

Needle Bee 通信 16

 新年初めてのNeedle Bee は特別なスイーツで始まりました。さっちゃんが用意してくれたのは「ガレットデロア」。ベツレヘムを訪れた東方の三賢人によって、イエス・キリストが神の子と見いだされた「公現祭」の日である1月6日に食べられるフランスの伝統的な焼き菓子です。中にはフェーブと呼ばれる小さな陶器が隠されていて、切り分けられたケーキの中に入っていた人は大当たり!王冠をかぶってその日は王様/女王様になれるのです。そして一年間幸せが続くと言われています。
それぞれが好きなお皿を選んでドキドキしながらいただきます。何層にも重ねられたさくさくのパイ生地の中にはアーモンドの香りのふわふわしっとりなクリーム生地。トレビアン!「あ〜ん入ってなーい」とみんなが叫び終わったその時、桜ヶ丘園芸さんのご主人が口から取り出したのはパフェの形をしたフェーブではありませんか。パンパカパ〜ン王様決定!王冠をかぶったご主人はちょっと恥ずかしそうでしたが嬉しそうでもありました。

 こちらは、Mme. Ma の作品。昨年暮れに完成させていましたが記念写真がまだでした。淡いピンクとバラのプリントといったら Mme. Ma 。レース生地を上手に重ね使いして何とも上品で優しいポーチに仕上がりました。何を入れるのかな。やっぱりピンクの小物でしょうか。


 こちらは、Mme. Mi の作品。生徒さんの中できっと一番針仕事とはご縁のなかった(失礼!)彼女は、今では一番作品を生み出しています。完全オリジナルのお裁縫小物は、バリオンローズが可愛く刺繍されていて素敵です。只今、ビクトリアンテイストのポーチを製作中。完成が楽しみです。

 
 ハレのお菓子で始まった Needle Bee 。今年も一年楽しいお教室になること間違いなしです。

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