2013年10月16日水曜日

Yの定番29

 今日は Needle Bee のお集りの日でしたが、十年に一度の台風到来でレッスン日を日延べしました。自然の力には逆らえません。

そんな中、待っていたものが届きました。紅玉リンゴです。この時期のお楽しみ。酸味が強い紅玉は市場で敬遠されて、リンゴ農家でも育てる方が少なくなってきている品種。育てていても新しく苗木を植えて世代交代をしなくなっているので、木が古くなり小ぶりな実しかならなくなっているそうです。でもお菓子にはやっぱりこれこれ。パンチのきいたテイストとひきしまった食感。


     さっそくタルトタタンを焼きましょう。本当はリンゴを盛大に使って型にぎっしり詰めて焼くのがタルトタタンですが、私はバターケーキの生地をのせて焼くなんちゃってタルトタタン。型に敷き詰めるリンゴの火の入れ方は何年も試行錯誤して、去年からいいと思っているのがこれ。お砂糖を焦がしたキャラメルでリンゴを煮ます。煮崩れしないし紅玉の酸味にお砂糖の甘ほろ苦さが加わっていい感じ。

     焼き上がりましたよー。オーブンから出して熱いうちに型から外してひっくり返して冷まします。今シーズンも何回か紅玉が届くたびにこれを焼きます。それと保存のためにアップルバターも作ります。今年、娘がアーミッシュの村に行った時に食べたアップルバターが「ママのと似ていたよ」と感想と一緒にお土産を。ちょっと嬉しかった!甘酸っぱい香りがこの季節の我が家の定番です。

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