2014年4月15日火曜日

needlework 10

つくり始めて今年で4シーズン目になるリストウォーマー。1年目はビーズでワンポイントを編込み、2年目はカラフルなしましま模様に合わせてビーズをライン状に編込んだline × line ウォーマー。昨年は、百合の紋章とクロスを組み合わせた模様を、両手でビーズを1000個ほど編込むゴージャスなテイストのリストウォーマーをつくってきました。
今年のテーマは何にしようかな。つらつら考えていて閃いたのがこれ。
今シーズンは、和テイストのリストウォーマーをデザインしてつくってみたいと思います。記念すべき第1作目は、「 ichimatu-ai(市松ー藍) 」。藍染めを思わせるインクブルーの毛糸にちょっと生成りの入ったきらきらビーズで市松模様を編込みました。
お馴染みの市松は、石畳を模した文様ですが、チェッカーフラッグの様でもあります。歌舞伎役者も愛した柄で、ちょっと粋でモダンな感じです。そして藍色も古くからとても馴染みのある色。このふたつを最初の組み合わせにしました。吉岡幸雄著『日本の色辞典』を眺めると、日本には名前を持つ色が本当にたくさん。そして、日本独自の文様の種類も豊富。これらを組み合わせたら素敵なリストウォーマーが無限大に編めそうです。
そして、今年はもう1つテーマが。それはメンズ用のリストウォーマーも編もうと思っています。コレは夫のリストウォーマー。2シーズン使いました。男性の服は意外と袖口が開いています。ワイシャツもスーツの袖口も、そしてコートの袖も筒型なので冷たい空気が侵入します。夫の様子を観察していましたが、手袋を使う真冬よりも手袋を外した春先に使っていました。手袋をするほどじゃなくてもやっぱり通勤時間の朝晩は寒い。そんな時に手首を温めてくれるので重宝していたようです。建前は妻の愛情、でも本音は風邪などひいて寝込まれるよりは、「亭主元気で外がいい」。そんな家庭の平和に貢献するためにも、今年はメンズ用流行らせますよん。

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