2007年5月14日月曜日

愛しきお裁縫道具たち4


 今日は刺しゅう糸のお話。私は子供の頃からたくさんの色が並んでいるのをみると心が躍ってしまいます。画材屋さんでの絵具、色鉛筆、紙。そして手芸店での縫い糸、刺しゅう糸、毛糸、リボン、ボタンなどなど時間を忘れて見とれています。木の枠で仕切られた天井まで届く棚に、きちんと色を揃えて納められている毛糸は迫力のある壁画。専用の引き出しに色番順に順序よく並べられている巻糸や刺しゅう糸はそれだけでもう美術作品。
 夢はフランスのmercerie(メルスリー:手芸店)におかれているような木製の刺しゅう糸専用のチェストに全色の刺しゅう糸を並べる事。今まで使ってストックしている刺しゅう糸は150色ぐらいですから道のり遠しです。チェストのあてももちろんありません。家族はあきれ顔です。
 前置きが長くなりましたが、愛用の刺しゅう糸は国内外たくさんあるメーカーの中から選んだフランスのDMC。光沢がありとてもしなやかです。色数も多く糸の太さも何種もそろっています。そして決め手となったのは何といってもやはり「お仏蘭西の香り」。

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