2008年11月24日月曜日

Yの小庭から26

 暑い夏が終わり秋風が吹いたなと思う間もなく秋も終わりに。日は短くなるし何となく物悲しい季節です。そんな日常にほっとするようなシーンが見え隠れします。

 右側の小さいのが今年唯一収穫できた我が家のレモン。農家の方が育てたレモンと比べるとその差は歴然。柑橘類は水と肥料をとてもほしがります。蝶々の青虫からも守ってやらなければなりません。手をかけただけ文字通りの”果実”になって返してくれるのです。夏以降の植物へのお世話に点数をつけるとすれば、間違いなく落第点です。反省。

 これはベランダで花を咲かせたバラのバレリーナ。花がらを残しておくとローズヒップの赤い実を秋にはつけると知って、房になって咲いた花を幾枝か残しておきました。まだまだ先のことと思っていましたが、気がつくと赤く実を色付かせていました。日常の忙しさにかまけて、今やるべき事を後回しにしてしまう生き方をいさめてくれるかのようです。自然と寄り添い必要な事を過不足なくしていく。そんな植物の生様をお手本にしたいと思います。この可愛い赤い実、今年のクリスマスリースに使うつもりです。

0 件のコメント: