2013年11月3日日曜日

Yの小さな個展34


今回の作品展の私のテーマは手仕事と植物の融合。お教室の場所に、屋根に植物が茂るとんがり屋根のお部屋をお借りしている桜ヶ丘園芸さん。お庭には季節の花やめずらしい植物が溢れています。針仕事に目が疲れたらちょっとお庭に出てリフレッシュ。そんな時間の流れ方が好きです。


そして展示する作品につけたタイトルは「こんなXmasプレゼント工房があったら...」。街のウインドウはそろそろクリスマスシーズン。森の中のクリスマスプレゼントを作る小人たちの工房も大忙し。そんな童話みたいな展示にします。小人たちは25人。クリスマスアドベントのために毎日ひとりずつにロザリオを掛けていくのが幼い娘のお楽しみでした。成長するにつれそんな年に一度の習慣もなくなり、今年銀座で再デビューです。
絶対に外せないクリスマスの植物はこれ。モミです。シーズンにはちょっと早いこの時期。桜ヶ丘園芸さんにお願いしておいたのでこの通り。かなり前から手配してくださっていました。とても綺麗なモミ枝です。モミの瑞々しい生命力と良い香りもお楽しみいただけたらと思います。思い出をよびおこす力がいちばん強いのは香りね。映像や音より強いと思う。モミの木のにおいをかぐと、いつもクリスマスを思いだすわ。
ターシャ・チューダーの言葉を思い出します。

そしてもうひとつの主役はビオラ。ビオラをイメージした糸巻き針刺しを今回たくさん作りました。本物のビオラの花と布で作ったビオラの花をアレンジしたテーブルにします。小さな花と葉っぱのビオラが私は好き。こんな花の色のビオラが欲しいな。まだシーズン前のビオラに我が儘な注文。そんな好み通りのビオラを探してくださった桜ヶ丘園芸さんご夫妻に感謝。

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